1.印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中でおきた変化など

今、発表を終えて思うことは、まず、自分と他の境界線をはっきりさせることに力をずっと入れていたこと、でも本当はそれは曖昧なもので、自分はあなたとは違う、こういう人間なんだって言おうとしなくて良いってこと。そのことに気付いています。深く自分を掘れば掘るほど、思っていることは、本質は他の人と一緒だし、あなたってどんな人?何を思っているのって聞かなくても分かることなのかもしれない。だから、私は弱くあっても良いし、逆にその中にすでに強さはあって、つまり、外に自分の強さを求めて自分はこういう人だと確立させなくて良いし、内を観ていくことで見つかるものなんだ、と思いました。他にも、言葉とか、モノ・コトじゃないなという感覚もあって、そういうものを私と他を分断するツールだと思っていたなとも思いました。

目に見えないものには価値がないとか、言葉にならないものは本当じゃないとか、そんなのは嘘であって、形にならないものこそ大事にしたいと思いました。なんでも決めていないと、とかその場にあまりゆだねられない、自分が確立できていないのを負のものだと思ってたけど、少なくとも、今、この瞬間は、場とか地球とかにゆだねられるようになったと感じています。こうやって、自分と他の人や環境とがすごく混ざり合ってあいまいなものになっているなという感覚のなか、じゃあ自分の役割は、ってのも同時に思っているのが実際で、コト・モノに落とし込んでいきたいという思いもあります。ただ、それを“待つ”時期をみる、というのもひとつかなと思うので、この感覚だけをまず大切にすこしずつ生きていこうかなと思います。

4月に初めてここに来たとき、自分の人生を切り開くために、どう生きていきたいのか考えてみたいということだったけど、私の思っていたのは、それこそ、名前のつくような言語化、人に伝えられるような強さだった。でも、実際9月ここまで来て、そうじゃない、逆に私はあなたであるというところにたどり着きました。どうしても線引きをしてしまうときもこれからあると思うけど、ひとりでもすこしでも、自分はあなたや目の前にあるものと混じり合っているのだという思いを持てる人や場に出会えたら、作っていけたらと思います。

今の思いはこうやって一度言葉になってしまうし、ノートに書いたことは自分の感覚から脱文脈化してしまうけど、今、確実にこう思ってる瞬間があって、そう生きたときがあったということは忘れたくないなと思いました。(20代女性、無記名)



4/21第一回初日、ガイアエデュケーションに参加する目的を話した。私の参加目的は①理想とする社会、世界の在り方を明確にする。②どのようにそれを実現するかのロードマップ(道しるべ)を明らかにする。③それに向けて自分の果たす役割をはっきりさせる。以上の3つだった。今朝、第6回の最終日に「私のつくるコミュニティデザイン、私にできる第一歩は?」というテーマで発表した時、3つの参加の目的は明らかになり、達成したと感じている。

振り返ってみて、ガイアエデュケーションの他に例をみない特徴は3つあると考える。

①それぞれの分野で第一人者といえる素晴らしい講師陣、②アズワン・安曇野シャロムコミュニティ・藤野という、10年以上の実績をもつ特長のあるコミュニティの中で開催、③6か月にわたるスタッフと参加者同士の交流と共に学ぶ場、これら全てが相乗効果を生み、本当に素晴らしいプログラムとなった。

私の学びを列挙すると、1)家族や近い仲間たちとの人間関係で、親しさとは何か?相手の話を聴くとは?という探究の中で、まだ相手の話を聴けていないと思った。言葉になるのは、相手がその時に思ったことのほんの一部であり、相手の内側にある想いや感覚を想像して心から聴いてみるという所にはいけていないと大きな可能性を感じた。2)安曇野のシャンティクティとシャロムコミュニティで、臼井健二さん朋子さんからパーマカルチャーのデザインの実践を見せていただいたこと。3)シェアハウス洋光台の戸谷さんからトランジションタウンに基づく運営を聞き、訪問させて頂いたこと。4)藤野で榎本英剛さんから改めてなぜトランジションタウンをしてきたのか、熱い想いを聞き、藤野での様々な取り組みを小山宮佳江さんに案内して頂いたこと。5)辻信一さん、水城ゆうさん、平山恵さん、内藤正明さん、谷崎テトラさんなど、一流の講師陣からの心に響く話。平山恵さんの行動力には度肝を抜かれ、テトラさんの正確な情報は今後を考える参考になった。6)自分も「グローバル経済と私たちの暮らしや生き方」というテーマで講義をさせて頂く貴重な体験をし、その中で多くの学びがあった。7)アズワンの小野雅司さん、岸浪龍さん、そしてスタッフの熊倉敬聡さんや参加者の兼松真紀さんのお話からもたくさん学んだ。8)そして何より、進行役の片山弘子さん、北川道雄さんのリードで皆で探究するプロセスの中で自然とつながる生き方、人のための社会とは?社会をつくるとは?など様々な探究の時間の中で、自分の地元でも何らかのコミュニティを立ち上げていきたいと考えるようになった。それほど多くの刺激を頂いた。

最後に、スタッフの方々と並々ならぬ準備と、参加者ひとりひとりへのフォローや配慮、いい場をつくっていこうとする熱意に心からお礼を申し上げます。また、毎回の食事はとても美味しくて、会場は快適で、心地やすく過ごさせて頂きました。影で関わって下さった方々にも感謝致します。最後に、一緒に参加した仲間たち!スタッフも含めて一生忘れられない最高の仲間だと思っています。本当にありがとう!これからも末永くずっとよろしくね~!(50代男性、宇佐見博志)



多分、参加したはじめの頃は、何でも“自分以外の外”に原因を求めていたと思います。「~なのは、○○さんが・・・だから」、「○○さんを変えたい」という感じです。けれども、探究の時間に参加したり、仲間と話をしたりを積み重ねていくうちに、少しずつ「自分の中で何が起こっているのだろう」と自分を掘り下げる習慣がついてきました。「あのこと、モヤモヤする、自分の中に何があるのだろう」と、日常生活で感じたことを、このガイアエデュケーションの中でシェアしていくうちに、自分一人では分からなかった「気づき」をもらい、「気づいた」途端、日常も劇的に変化していきました。

半年前はたくさんの不満を抱えていた職場が、ガイアエデュケーションの学びの過程でぐんぐん変化していきました。前から目指す価値観が同じだと感じていた相手とは、一層本心で話せる間柄になってきましたし、何より1番苦手だと感じていた相手とも、本心に近いところで話ができる間柄になり、それをうれしく感じています。それでも自分の本心を見つけていくことは、簡単のようで難しくまだまだ時間がかかります。けれども本心から生きようと決めたことで、少しずつ自分の本心が自分でつかめるようになってきました。そして、それと共に「行動していくこと」も、少しずつできるようになってきました。そんな積み重ねで、半年前不満を多く抱えていた職場が、今は自分が主体となって過ごせる場となりました。同じ場所でも自分次第で、ものの見え方が全く違ってくることを実感しています。

半年間の様々な出会いによって、とてもたくさんの刺激を受けました。足りないように見えているけれど、本当は十分足りている。奪い合いの世界から分かち合いの世界へ… やっぱり私は一人ひとりが動物も植物もあらゆる命が多様性を認め合い、生かし合う、新しい世界を作りたいです。だからそのために、「今」を大切にしたいです。足りていない今ではなく、充分足りている今を、心を込めて生きていきたいと思います。今が、分かち合いの満ち足りた世界につながっている。今、私が私で在ることが、私と相手、私と相手と仲間…に伝わっていく。在り方によって、周りに影響を与えることができるような人になっていきたいです。(40代女性、無記名) 



今まで私は”自分は不出来なもの“と思い、罪悪感や怖れを背負い、”完全なものにならなければ“と追い求め、世間や社会と同じようにはみ出さないようにしたり、又、目立たないように隠れて生きていたように思います。

ガイアで本心で皆さんと探究していく中で、囚われていた想いが明確になっていくと共に、“私はみんなと一緒なんだ”という発想の転換と安心感、一体感の中で、“私は私でいい”という自己肯定と信頼感が産まれました。今までたくさん、この地球で許されていた事、愛されていた事に気付く事が出来たら、たくさん周りを許すことができ、愛する事がいっぱい、いっぱい溢れてきように思います。

今、自由に想い、行動してOK、私の好きな世界を創造していこうと、主体的に生きていく楽しいワクワクした世界をイメージしています。ガイアで受講者やスタッフ、講師など関わって下さった、たくさんの皆さん、人、物、事に、たくさんの愛と希望、つながりを頂きました。感謝でいっぱいです。溢れる程の頂いたものを私も又、伝えていきたいと思っています。ありがとうございました。(40代女性、甲斐智子)



ガイアエデュケーションでの探究、人との出愛は和多志にとって歴史(自分史)に残るとてつもない第一歩となりました。望む、望まないに関わらず、今の古い社会システムが行き詰っているのは明白で新しい人の在り方、社会像へシフトしていくのは、もう誰にも止められない時代の潮流だと感じています。個人的な視野では50年後、100年後の地球と共生調和した人類の姿はビジョンとして浮かぶのですが、逆に今の和多志に何ができるのか、その一歩を踏み出すある種の難しさをいつも感じていました。しかし、今回のように既にあるエコビレッジでの体験は、その一歩を踏み出す一つのモデルとしてとても大きな勇気を頂きました。どんなに理想を高く掲げても、一つ一つのプロセスを経て、そこへ辿りつくものだからです。そういう意味でも、着実に新しい試みを実践され続けるアズワンネットワークをはじめ、シャンティクティ、又、トランジションタウン藤野を会場にしたガイアエデュケーションは人からだけではなく、場からも沢山の気づきとアイデアをシェアして頂いたなぁと感謝の気持ちで一杯です。

繰り返しになるかもしれませんが、この半年間で一番心底大切なものはやはり人と人の繋がりなんだなぁと、何度も何度も再認識させられました。もちろん、これは直接的な会話だけではなく、同じ釜の飯を食う、寝泊まりを共にする、他、同じ空間で過ごす等、見えないエネルギー場での繋がりすべてを含みます。

ここを原点にしている限り、持続可能な社会づくりはいかようにも可能にすることができると確信しております。「すべては和多志たち一人一人に未来を託されている」そのことを深く胸に刻みながら、一期生として力強く羽ばたいていきたいと思います。(40代男性、T.Y.)



私が一番印象に残ったこと。

〔一回目で記念講演」ジョバンニ=チャーロ氏が「ガイアエデュケーションの学びは受講生一人一人もプログラムの一部である。」と言われた事が、当時あまりピンとこなかったのですが、全6回を終了して、私を含め一人一人が変容しながら互いに深く影響しあい、一体感の中でプログラムを終了出来た事。目に見えない所で確かに繋がっているという実感を体感出来た事、全ては繋がっているんだと思えた事がとても印象深かったです。思識を自分の作りたい社会の想像にエネルギーを注ぎ、必要でない所にはあえてエネルギーを注がない事が大切であり、共同創造していく事で、「本心で生きられる社会が実現出来るのだ。」という事を学ばせて頂きました。本当に有難うございました。

私の新たなステージのシフトに、気付きの学びを頂けた事に感謝致します。
そして、地球(世界)が持続可能な世界(社会)へと移り行く事を信じています。(50代男性、無記名) 



誰もが安心して自分らしく、いかしあって生きられる持続可能な循環社会(コミュニティ)を創っていきたい、そのノウハウやエッセンスを吸収したくて参加したガイアエデュケーション。全6回を終えた今、特に印象に残っているキーワードがあります。「何もしなければ森になる」・・・自然は自らバランスを取りながら多様性を持ったシンフォニックな世界(森)を築いていくもの。「やりたい人がやりたいことをやりたいときに、やりたいだけやる」、「弱くあれる社会」「(ムリに)解決しようとせず、困ったね、で置いておく」「充分受け取った人は与えたくなるもの」、これらの言葉は、自然や自らにも備わる本性を信頼することを強く力づけてくれました。

「自分達だけが生き延びられることを目標にしている」という言葉を聞いたときはかなり衝撃的でしたが、30年以上も世界に警告と救いの手を差しのべ続けてこられた方からの、本気で世界を変えていくための深い決意と慈悲の心から発せられたように感じました。みんな救いたくても一人の人間が伸ばせる手には限界がある、自ら救おうとする人々にはそのノウハウを全開して、ただたんたんと自分にできることをこなし続ける。そのように受け取りました。そして最後にThink Globally 、Act locally。この言葉はこれから私が生きていく姿勢、意識の指針を表してくれているものです。世界を意識しながら、目の前にある自分事を丁寧にやっていこうという所に心が定まりました!(50代女性、M.I.)



このプログラムに参加して驚いたことは、受け身ではない学び、気づきの学習というスタイルでした。今までは、先生の教えを何も疑いも持たず覚えていくことが学習だと思っていました。各々の気づきを各々のペースで皆に開示していくことで、より多くの気づきを得られたと思います。講座、スタディーツアーでも、興味ある題材以上に、講師の人柄や考え方に惹きつけられることが多く、ワクワクする時間ばかりでした。プログラムの進め方にも、参加者の希望を確認しながら丁寧に対応して戴き、とても心地よく過ごすことができました。

6回のプログラムを通じて多くの知識を学ばせて戴きましたが、それ以上に関わった皆様(講師、スタッフ、参加者)との交流の丁寧さ、優しさ、心地良さを体験できたことも大きな学びとなりそうです。

講座、スタディーツアー共に、実践者からの生の声が聞くことができ、対話の時間も作って戴いたことで、自分のモチベーションUPに大きく影響しているように感じます。「自分にもできる」という自信も育っています。20日に満たない時間で多くの気づきを得られたことは、私にとって驚きです。長い学生時代にも、どこかでこのような学びがあると良いかと思いました。今後も時には立ち止まり、このような学びの時間を持ちたいと思います。
このプログラムで出会った皆様に感謝です。(40代男性、Y.S.) 



思い出すと、1回目の時は何故自分がこのプログラムを受け、ここにいるのかわからないまま過ごしていました。回を重ねるごとに、皆と一緒にいること自体に意味を見つけることができ、ここにいることが理由だと感じました。年代を越えて、一つのことについてとことん考えることを繰り返すことで、段々と違う意見を否定するのではなく受け入れることを学びました。

自分自身が持つイメージや考えなどによって、相手が本当に伝えたいこと、思っていること、感じていることが曲がって見えてしまいます。この6回を通して、その思い込みや囚われから解放された気がします。

ただいることだけで良いんだと感じられて、無理に力を入れることなく過ごせることって、特別なことは何もないけれどすごく楽だと思います。弱さを受け入れ、認めあうことをこれから大切にしていきたいです。

このプログラムに参加できたことすごく幸運に思います。ありがとうございました。(20代男性、T.O.)



皆んなの発表を聞いた後の全身脱力状態で書いています。6か月前の私と今の私との間には、明らかに大きな変化が私の身に起こったんだと云うことを、実感を持って感ずることが出来ます。私がこのガイアエデュケーションに参加を決めた動機は、今振り返ってみると、はっきりとこれだと言う事が出来ませんが、ただ言えることは、「直観に導かれて此処まで来た」ということは確かです。

ただ変化があったことは認められても、「どんな変化があったんだ?」と聞かれて、その変化を確かな言葉として伝えることが出来ません。自分は確かに変化したとは云えるけれど、こんな変化が起きたと言えない事には、とてももどかしい想いもあります。

今、頭の中に走馬燈の様に巡っている想いは、安曇野のシャンティクティの臼井さんの事、シャロムヒュッテの野糞の気持ち良かった事、藤野での榎本英さんの事、平山恵さんの話しに驚いた事など、取り留めなく浮かんできます。とにかく感動の連続であった事は確かです。こんな感動を与えてくれた仲間の皆さん、そしてスタッフの人達に感謝の思いで一杯です。有難うございました。(70代男性、藤田俊樹)



・仲間ができたこと、仲間の変化が見れたこと、自分の変化を見守ってもらったこと。4月頃の私は、深刻になりがちだったり、あきらめがちで、もの悲しかったり、もの欲し気なところもあった。仲間と触れ合う中で、それについて浮かび上がってきて、扱う事が出来た。今までも3年ほど前から色々なワークショップやコースに入ってきたけれど、個人では気付きにくかった所です。発言する時に相手の本心を聞く質問にしたい。

・臼井さん。小さな所から、自分の足元から始められ、今では人々が宿泊や見学に来られている、自分のあり方を徹底して追究して来られた姿は美しく、説得力があった。彼に叱られた事は温かさを持って、今でも私の中に残っている。

・龍さんとの対話。誤解を受けた事も、悲しい思いをした事もある。でも諦めなかった。諦めない仲間もいた・・・

働きやすい会社を作る時のお話。諦めないでやり続ける事の力を知りました。自分の会社で出来る事を諦めたくないなと思っていたら、今日しみっさんの発表で、会社で屋上菜園をする案が浮かび、希望が持てた。

・藤野の池辺潤一さん。地域通貨でプラマイゼロでなく、マイナスで終わってもいい事は目からウロコだった。マイナスになることはいけないことだと思っていたけど、人の得意なことを引き出したという事でOKなんだ!!今まではお世話をかけると、ただ申し訳ないと思っていたけど、ありがとうと素直に言えるようになりました。

・自分の生命力に気付いた。今まで傷つく事が多く、感情にフタをしてしまう事があったけど、それでもここまでやってきて、底力はあるんだなと思った。それはきっと子供の頃に注がれた愛情がベースになっていて、有難いなと思った。シャロムヒュッテでシウン君が畑をバックに「野菜それぞれ違うんです。ピーマンにはピーマン、にんじんにはにんじん、違うものになれったってなれない。それぞれがそれぞれでいい」という言葉は、とても入ってきました。(30代女性、田中祐子)



持続可能な社会をつくるプログラムとして、内容にひかれる事がありつつも、参加する迄には葛藤がありました。それは自分の根底に、“ありのままの自分でいたい、自分を大切にしたい、自分を愛したい”という思いがありました。でもそのような思いは、きっと自己中心的で、社会の中では捨てるべきで、本心のままではわがままで、他の人と合わせていかなくてはいけないと思っていた。そして、今の自分を否定し続け、絶対的に変わらなければならない、何か人の為になるような活動をしなければならない、という焦りがありました。

その想いを抱えたまま、ガイアエデュケーションに参加したのですが、回を重ねるごとに、自分の中で仲間に対する信頼が生まれました。そして、私は“本当の自分を大切にしたい”という、私の切実な気持ちをみんなに伝えることが、ようやっと出来ました。その時のみんなの温かい受容と“同じ気持ちがあって、みんな自分を大切にしたいと思っているから大丈夫だよ”と迎え入れてくれた時、私の中に自分をまるのままで受け止められる事が出来たのと、同時に、相手の事を大切に思うように出来る心が生まれました。

“自分を大事にする事で、相手の事も大事に出来る”と感じられました。これまで、そして、これからの私の周りを取り巻く関係性の中で、私は自分を大事にする事の大切さを伝えたいと思いました。

それと同時に、本心でいられる場所、不安なくみんながありのままでつながっていられる関係性を築いていきたいと思いました。

6か月の気づきと学びは、とても多くて言葉になりません。でもここで私は、持続可能な社会作りの土台、第一歩を踏み出すことが出来るようになりました。ここで学んだ事は、これから私の中で一生生き続けていると思います。ありがとうございました。(30代女性、R.S.)



参加者同士、家族になったような安心感がある。それぞれの個性が陰陽混ざり合って、面白く美しく発せられていて、人と関わること、人と一緒にいることって本当に楽しいことだなぁという感じがする。確か、参加前や途中の段階では、人と関わることって面倒くさいことがつきまとう、みたいな印象があったのが、むしろ「自分」というものは、人と関わらずには形成されていないのではと思うようになった。自分自身を深く掘り下げたり、人と対話したりするなかで、それぞれが本来の自己を発見していく姿、それを見守るまなざしを全ての人が持ち得るということが、ここでは実現されていて、それが皆で求め合っていた本来の私たちの姿であるように感じられた。

戸谷さんがフェアシェアを「弱くすることで弱くあること」と訳していたのが今も印象的で、皆がお互い自分のまま、無理せず、あるがままでいられる社会を作っていくためには、自分自身が自分の弱さを認識し、無理ない自分でいられるように他者とのつながりを持つこと、そんな感じがした。

パーマカルチャー、自然農、フォレストガーデンなど、自然とつながる一方で、それも自分が持てる力以上の力を出して、頑張りすぎていたのかなと思うようになった。私の手は二本しかないこと、そして私の手ではかかえきれないことを無理なく支えられる手が周囲にはたくさんあることを感じた。自分が「大事」と思ってにぎりしめている手で、その大事と思うものをにぎりつぶそうとしていたような気がする。周囲の人に支えられて、私はその力んだ手をはなし、私の小さな手におけるものをおけばいいんだ、という思考になれた感じがした。頭で理想を考えてばかりいると、それとはまだかけ離れた現実との乖離に苦しんでしまう一方、いまの等身大の自分を認めることで、いまの等身大の社会、人が存在するということの大きさ、美しさが感じられる。

この今にある確かさを軽んじないようにしたい。そういったことを確かめ合える仲間に出会えたことは本当に心強い。この場をつくってくれた一人一人への、心からの感謝の気持ちがわきあがることがとてもうれしい。(30代女性、M.K.)



<印象>4月からのみんなの変化がすごいです!

最終日のプレゼンでそれが明確に目の前で見ることができました。本当に感謝です。

<理解が深まったこと>

エコビレッジやトランジション活動、パーマカルチャーなど、関心はあるけど、結構「私は関係ない、できないし」と思っていたけれど、平山恵さんのセミナーを通じて、自分ごとになり、1本の筋が立った感じ、つながった感じがあり、理解が深まりました。(個々に日々の行動がつみ重なり、平和な世界になるイメージができたこと)

ヒデさんによるTTの言い出しっぺの話やフィンドホーンのからみのこともとても勇気がもらえ、参考になった。

スケジュールも二転三転したけど、ちょうどぴったりなタイミングで聞くことができ、特に5回目、6回目は順番が変われば受けつけれない程の衝撃を受け、聞く耳が持てなかった?!受けつけられなかったと思う。でもスケール感が違う話にも、自分がどう感じ、どんな風に関わればいいかと冷静にとらえられるようになったことが、自分の中で起きた変化の一つです。

あと、自分の中で起きた変化の2つ目が、以前なら許せない、価値観が合わないと離れていた私でしたが、そうではなく、相手をしっかり見て、観察することができるようになった。

最後に、「私一人で」→「私たちで」とシフトできたこと、どこかで自分以外を信じられないというか、他人を信じられなかったけど、仲間で(必要な人)が集まって来ることが信じられる感じをつかんだ!気がする・・・(50代女性、M.Y.)



サイエンズを学びながら、本心で自然体で生きられる様になっていきたいと感じつつ、もしかしたら、この鈴鹿の地域で何か人の役に立ち、社会貢献につながる活動、仕事になっていけたらというのが今の気持ちです。

谷崎テトラさんが提起してくれたWorldShift、価値観の転換を計っていきたい。その中で今思う事は、人の言動・外側の価値から内面の価値へ移行していきたい。その為には、人・人間をどう捉えているか、捉え方を自分の内側に元々あると思われる“本心”(本質的な心を持つ自分)につながり、本当はどうか、相手の本心は?という事に意識を置いて日々みつめていきたい。

6回のコースを振り返って、色んな事があったなぁと資料を見つつ、思想・哲学として“パーマカルチャー”の要素は人と自然、自然界との調和を大切にしている、このエッセンスは今後、自分が本心で生きる上で、軸・肝になる考え方だなぁと感じました。また今後何かしらの活動をしていく上で、外せない要素として、“遊び心”“ゆるさ”“アート”“わくわく”そして、人が本心でつながっていける要素に、ギフト的な行為は、今後の社会変革や価値観の転換となるWorldShiftにつながっていくと確信しました。まずは、意識の転換からが初めの一歩かな。(50代男性、S.S.)

 

2.疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいこと

本心で生きられること、今日はその入口であり、更に深めていきたいと思いました。人の本心というあり方を学びたいです。(30代女性、R.S.)


これまでの従来の社会のしくみから、新しい社会へのシフト。イメージしたり、ワクワクしたりして、ビジョンを持ちながらも、目の前の自分の出来る事を、在り方を大切にしていく。という辺りが、まだ十分につかみ切れておらず、つい白か黒かで考えてしまい、今が足りてないと考えてしまいがちになります。

一緒に話せる仲間と本心で話しながら、「やりたい人が、やりたい人と、やりたい時に」「ワクワク」しながら新しい仕組みを作っていく、ということについて、これから本当の意味で理解していきたいです。(40代女性、無記名)


人と生物の調和、パーマカルチャーの哲学、谷崎テトラさんの活動やゼミに大いなる関心を持ちました。(50代男性、S.S.)


安心の社会、やさしい社会、全てのいのちが尊重される社会を築いていく「本心に従って私を生きること」と「周りへの配慮」のバランス。慣行経済から贈り合いの経済(ギフトエコノミー~ギフトエコロジー)へ移行していく途上での精神と物質の価値の置き方、バランス・意識の持ち様。素晴らしい学び、つながりの機会に参加させて頂いたことに深謝!

サポートして下さった皆さま、(目に見えない存在のサポートも含め)本当にありがとうございました。ここで受け取ったものをこれからどれだけ活かしていけるかの挑戦、楽しみながらやって参ります!(50代女性、M.I.)


みんなに本心で親しみをもって、迎れ入れて下さった弘子さん、道雄さん、タカさん、ふみみさん、空閑さん、小森さん、本心から感謝申し上げます。そして共に語り合い、聴き合い、笑いあった皆さん、楽しいひとときを共に過ごせたことに有難うの気持ちを伝えたいです。本当に本当に…本当に有難うございました!!(40代男性、T.Y.)


実際に仕事をどうしていこうか、まだ具体的に見えてないけど、それも片手を常にあけて、リラックスして、人と話すなかでつくっていけたらと思う。(30代女性、M.K.)


感情や思いを拾ってあげることをやりたいと思ったけど、感情って近づくと怒りや苛立ち、悲しみが増えてしまいそうで怖いなと思う。なるべくそこを見て見ぬふりしたり、遠ざかってしまった。(サイエンズメソッドで)しっかり見ることを教えてもらった。これからです。(30代女性、田中祐子)