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ガイアエデュケーション2018第1回レポート(2018/4/13-15)

<テーマ>
世界観:一つの世界、意識の変容
社 会:一人一人を尊重するコミュニティ、新しいリーダーシップ、 コミュニケーション


●印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

はじめ、普通の街の中でそこに溶け込むようにAs One鈴鹿コミュニティが存在していることにびっくりした。ここは、良いこと、悪いことという風に意見を判断する所ではない、というのが分かって、自分を抑え込んだり、ムチ打って良い意見を頭や心から引き出そうとしなくていいのだと安心した。
やっぱり、自分の内面に意識を向けるのは大事だし、必要なことなのだと思った。
「なんか、もう見栄はったり、自分のしたくないこと無理やりしたり、合わせたりせんでいいんや」って、ふっと楽になった。ここだけかもしれないけれんけど、あー楽。ほんまに楽ですね。このレポートも、「無理に良いことを書かなくてもいいのだ」ともなった。
(20代女性、N.K.)

一人一人を尊重するということがどういうことか—–自分の中にある思い込み(フィクション)に気づいていくということ。深く自分を知ること(繋がること)が相手(他の人)を知ることにつながっていくことを感じました。安心できる場、一人一人が尊重される場というのは、そこに参加する一人一人が、共に同じ方向を向いて、自分自身を深めていくことでつくられるものかもしれないと思いました。これから半年間での自分の変化を味わってみたいと思います。自分自身がまずは変化することが出来る、そんな存在であれるように、と思います。(40代女性、K.K.)

社会の中にいかに多くのフィクションがあり、いかに人がフィクションに縛られているかがわかりました。自分のこれまでを振り返えると、何か決めたりする時にフィクションを言い訳にしているところもあったんじゃないかと思います。辻さんのお話を聞いて、経済が暴走し、社会を呑み込んでしまったことで奪い合いや争いが起きていることがよくわかり、ローカル化の方向に向かっていくことが必要だと強く感じました。
安心できる雰囲気の中で、自分と少し向き合うことができ、自分自身についてもっと知りたいという思いがわいてきました。(40代女性、N.N.)

責めないようにしようとするじゃなく、責めがないコミュニケーションがあるということ。
一人一人を尊重するとは? 自分を責めずに観察することで相手へのジャッジも消え、自然にお互いを尊重できる居心地のよい空間になる。そのままの自分、そのままの相手で居られる安心感。
社会、地球環境への絶望をハッキリ見ることの出来る力が自分の中にある。そして私が希望そのものだから、外の世界を変えようとするのではなく、淡々と目の前の小さなことを大切に喜びで生きていける。
この世はフィクション。フィクションからの解放。答えはなく探究、実験が続いていき、そのプロセスを楽しめる幸せ。目的がハッキリしっかりしている。みんなの幸せ=自分の幸せ。世界の幸せは関わる人の幸せから。
(40代女性、Y.M.)

自分は自分の価値観や考えと異なる言動に触れた際、それを否定せず、自分の見解を棚上げし、他者へ共感したり、受け入れようと努めていくことが異質な他者と共生していく上で、重要だと考えていました。しかし、今回の学びを深めていく中で、そもそも自分の価値観や考えを形成したり、そのベースに位置付けているもの自体がフィクションであったことを学びました。そのことによって、他者を理解しようという、努力目標を自分で設定する方向性ではなく、おのずと多様な異質なものを、その存在丸ごと承認されていくような感覚と道筋を実感できました。(40代男性、無記名)

期間中、予期せぬ出来事が起こり、まずその起こった出来事に対して焦りつつ、様々な想いや感情が湧き起こりました。その直後に、グループでテーマをシェアしあう時間があり、当初は落ち着かない心境から「自分の感情に蓋をして」参加しようとも考えたのですが、参加者の一人から「話してみれば?」という提案があったり、その場の感じからも自身の内面を出してみようと思い至り、シェアしました。するとその様々な想いや感情は、皆には全くといっていいほど関係ないことなのだということが分かり、びっくりしたと同時に新鮮でした。弘子さんからの「その感情はどこから来るの?起こった出来事に反応しているのかな?」という問いかけに自分を観察してみることが出来ました。すると、その出来事は実は単なる事実で、自分がなぜ反応しているのかが色々客観視することができました。すると気持ちもずいぶん落ち着いてきて、軽くなったのを覚えています。また、翌日瞑想していると、その時、自分のことばかり考えて周りのことを全く考えていなかったことに気づきました。いかに普段、自分のことばかり考えたり、また、思い込んだりしているのだろうということにも気づきました。一方で、(これまでも頭では理解していたことですが)、相手に対して何かしらの反応をする時は、相手に原因があるのではなく、自分の内側にこそあるのだということが実感できました。今すぐから、何か起こっても一歩立ち止まって、何に反応しているのか、その感情がどこから来ているのか内観することが出来そうです。(40代男性、T.Y.)

印象が強かったことは、辻さんのお話しに強い感情が出てきたこと。説明はできないですが、感情が動く心地良さがありました。以前にフィクションの話を聞いたときは、まぁそうだけど、現実は・・という感情が強かったですが、一人一人がフィクションに気づいていくことがコミュニティを作っていく上でかなり重要な肝の部分なのだということを感じました。人の集団というものにネガティブなイメージが強かったですが、うまく作用すれば、一人一人が心地良く生きる、こんなにも助けになるのだと知れて、とても嬉しいです。カルチャーショックという言葉があてはまります。(40代女性、S.T.)

スタディーツアーの坂井さんの説明でホワイトボードでの記入順、配置がとても洗練されていて分かりやすかった。フィクションのそれぞれをフィクションとしてとらえることで自分の中で切り替わり、パラダイムシフトが起ったと感じた。しかし、1日おいて振り返るとよく分からなくなり、分かったつもりでいたのかもしれない、分かったことを取り逃したのかもしれない。フィクションが悪いということではないと聞いても、何だかモヤモヤして、それは3日間終わっても変わらない。振り返りをしたいと思う。
「一人一人を尊重するとは?」の探求により、何となくわかっているつもりが具体化しようとするとよく分からないことに気づいた。それから言葉の意味を気にするようになった。自分が望む事も同じように探究して具体化していきたくなっている。
朝の「自分とつながる時間」では、いずれやりたいと思っていた散歩をすることができた。多くの気づきや発見を得られた。ここで得た感覚を振り返り、日常に定着させたい。(40代男性、M.Y.)

本心はどう思っているのか、何が本質なのかということに目をそらさずに知ること、正体を調べるということ。
また、わかっているつもりでも、ゼロから見直すことが、新しい自分、新しい社会に変えていける種を手に入れた様な心持ち。
今までの教育制度は教えてもらう受身なので、内側にある答えを探すようなことが面白い。(40代女性、無記名)

私の一年前のアズワンセミナーに参加したことがあるので、初対面でしかも大人数の人たちと一緒に自分の思ったことをそのまま話すという、日常では体感できない雰囲気を一度味わったことがありますが、ほぼ一年ぶりに、久々に感じられました。セミナーの延長線上のような気持で、緊張感なく初日から心のままを打ち明けることが出来て、自分が成長していることを感じました。
辻さんの講座で「いやいやながらのシェアリング」「後ろめたさに希望はある」というフレーズが新鮮で、心に残りました。セミナーでは「フィクション」という言葉は使わないで、「思い込み(決めつけ)」という単語を使っていました。フィクションという単語に置き換えることで、改めて固定概念は虚構のものであると認識できました。
それと、きめつけで言い争いが起こり、戦争へと発展していくことや、知っているという思い込みで突き進むことの怖さ、そして知ることの大切さを感じました。(20代女性、川添詩歩)

ASE(ソーシャルアクティビティ)、ゲーム、頭で考えるよりも、体を動かし、みんなで知恵を出していく道を発見していくプロセスがとてもよかった。コミュニティづくりのプロセスがとても大切だと感じた。(60代女性、M.K.)

13日の午後の説明から~14日午前中(アズワンネットワーク)の成り立ち~小野さん、岡部さんの説明で回数を重ねる毎に、理解と納得が深まっていきました。当初、言葉の使い方(単語)の意味している所や、文章表現に慣れていない感覚がありましたが、何回か説明を受ける中で、今までの経験知と結びついて、例えば「あ、そうね!これって、アナスタシアの本に書いてあった、あそこの部分をこう表現されているのね」とか、いろいろな言葉、思考方法、等々がカチッカチッと結びついていく感覚でした。それが新しい気づきとなって、より全体的に理解できたように思います。「心の問題と社会の問題を同時に解決できないかなぁ~」という思いは、私も持っていましたので、3日間の中での気づきをたくさん頂きました。(50代女性、吉田美津子)

坂井さんのアズワンのお話、興奮しました! とてもわかりやすく、なるほどと納得感。自分の世界の探究、固まっていた“自分”のイメージ、自分像を改めてゼロから探究、というか、いままで知らなかった“こんな自分” “あんな自分”にも出会う、内なる探検に出ようと思いました。“私なんて”というブレーキを超えて、好奇心で“どんな自分”がいるのかなぁ~?♬と楽しんでいきたいと思った。
このメソッドやこのコミュニティにある安心感、親しさ、本心に気づく機会を“待っている”人たちが潜在的にもたくさんいるような気がしました。届けたいと思いました。
“知ったつもり”“分かったつもり”に固定されがちな思考、“答”のようなものを見つけると安心してしまう感じ、“正解”を求めてしまう感じ、“正解、間違いというものがある”というフィクションに気付いた。ここは自分に本当に肝に銘じておきたいなと思った。(20代女性、M.K.)

このように根本的に幸せになる勉強を体系づけて先に実践していらっしゃる方達から(深い人間性もお持ちの方々から)教育していただけるとは嬉しい、有難いに尽きます。先生方の講義はしっかりノートしましたので、何度の読み返し、自分の人生も振り返りながらしっかり落とし込んでいきたいです。
小さい頃から、直観的にフィクションではない方の生き方を選んできたようなので、今現在の幸せがあるのだと再確認するのですが、体系づけて教えていただけた事で連なっている方達にも幸せになっていただけるように、どうしたらいいかこれからの後の回を真剣に学び、何か波及していきたいと切に望みます。丁寧にカリキュラムを考えて下さ
り深い愛を持って導いて下さる諸先生に尊敬と感謝を捧げたいです。(70代女性、及部たか子)

<サイエンズメソッド>
自分が何に反応するのかの、反応するもの、コトに気づけた。
自分が恐れているもの、とてもシンプルに今恐れているもの、ことに気づけた。
<新しい経済のイメージ>
すべての人を幸せにする会社の考え方、経営。
<EDE、ガイアエデュケーションについて>
社会と個人、それぞれ幸せになるためのつながりとアプローチ
コミュニティ/エコビレッジの捉え方(50代女性、M.N.)


●疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいことなど

これから自分の潜在意識の所にあるいろいろな価値観など、本当の元々自分の中にあったものからのものと、今までの間に染みついて来たものなのか、しっかり仕分けをしたい。その中で、もういらないものは捨てて、使えるものは使っていけたらいいなと思う。あ、自分を理解していきたいということです。(20代女性、N.K.)

思い込みがあることに気づいて、探究をして本当の気持ちが見えても、どう行動すればよいかわからない時があるので、これから少しずつ身につけていきたいです。(20代女性、川添詩歩)

いろんなフィクションで覆われている中で、出来るだけそのことに気づいていること、軸がぶれることなく、うまく生かしていけるようになりたいと思います。そのためにも研究や学びをどんどん実践できるということが大切になるのでしょうか。これから学びを深めたいと思います。(40代女性、K.K.)

フィクションに気づいても、湧き上がるネガティブな感情があります。本当に振り回されないようになるかなというのが今の正直な気持ちです。焦らず、希望を持って理解していきたいです。(40代女性、S.T.)

・探究し続けるってどんな感じなのか?
・気付いたことひとつで、そこで“満足せずにスクールに通い続ける、そうさせるのは何があるのか?—-私は一つ気付いたらそれで結構満足してしまうので、学びを止めてしまうから。(20代女性、M.K.)

怒り、責め、などの感情というフィクションからの解放を頭でなく実感として体現して、世界を創造していく!
争いのない豊かなコミュニケーション、組織づくり。(40代女性、Y.M.)

実践として、おふくろ弁当をメインで運営されている方が、一年休職されたと伺い、いろいろな問題に直面されたのだなあと—–。できればまたゆっくりそのシェアを伺えればありがたいです。またそういった個人の問題(?)を会社の中で、出していて、それをみんながそのまま受け止めて——「すごいことだなあ」と思う反面、それでどうやって会社として存続させてゆけるのだろうかと、少々疑問も感じております。(元会社経営で苦難さを体験しているので—-)理想と現実のギャップの埋め方をどうされているのかなど、伺えれば幸いです。理想社会の実現化に向けて、さらに勉強を深めていきたいです。(60代女性、M.K.)

自分の事として、これから先に実践していらっしゃる方達から本当に学ばせていただきたいと思います。一緒に受講している2期生の方達一人一人からも学ばせていただく事が多いと、実感しています。
学ぶ事でワクワクする事は、70才を迎えて“私の人生捨てたものじゃない”と静かに思っています。(70代女性、及部たか子)

これから一人一人が自分らしく力を発揮できるコミュニティが出来るとよいなぁと思っていましたが、18年間実践されてきた先生方のお話をお聞きして、学びと実践、研究を繰り返すことの大切さを感じました。
長く持続できるコミュニティをつくるうえで、大切にされていること、気をつけた方がいいこと、より良い形をつくるうえでのコツを理解し、学ばせていただきたいです。(40代女性、K.K.)

安心してゆだねられる社会のシステム、つくり方。固定観念の外し方、コミュニティと個人、そしてこれからの繋がり方。反応した自分をヨシヨシすること。(50代女性、M.N.)

“一つの世界”であることは頭では理解しているつもりですが、今後、更に深めていきたいです。(40代男性、T.Y.)

コミュニティで行われている経済的なシステムや、教育の面での新しい取り組みについて知りたいです。
(40代女性、N.N.)

世界観の空閑さんの講義内容は概念を扱っていて、自分には理解が難しかった。何がどう理解できていないかを整理してみたい。おふくろさん弁当のツアーは短く、一人一人尊重しているところをもう少し掘り下げて学びたいと思った。(40代男性、M.Y.)


●その他なんでも(気になったことなど・・)

坂井さんの話はみんな理解しているようで少し羨ましいのと、本当なのだろうかと思った。少しすっきりしていない。
色々他の人の行動、発言が気になったが言わないでいた。みんな居心地が良かったと言っているが、自分はそうじゃないものを抱えていた。頭がたくさん考えていて、どうなんだろう、よいことだろうか、頭でっかちが気になった。
(40代男性、M.Y.)

初めて知り合ったご縁の仲間とこんなにすぐに、こんなにリラックスして打ち解け、笑いあって話ができる幸せ。アズワンが培って創り上げてきた空間に入れてもらうと空間ですぐにコピーされていく。すでにある土俵に入れてもらえた感謝。こんな空間が自分の周りに増えていけば世界は変わる!(40代女性、Y.M.)

いまの自分と理想の自分、自分と他人を比べることが多い自分がいます。
とりあえず、今はこんな自分がいるんだなぁと受け止めます。もしかしたら、もっと目立ちたい自分、1番になりたい自分、自分が表現したい自分ではないと思っている自分があるのかなぁと・・・・(20代女性、N.K.)

直面している問題の大きさに対して、ともすれば、心が萎えそうになりがちですが、今回プラチャーさん、辻先生(サプライズ演奏も含め)、直接、それも近い距離でお話しを聞けたり、対話の場を持って頂けた事は、とても嬉しかったです。心にエネルギーを受け取れたように感じています。(50代女性、吉田美津子)

お金を稼がなくっちゃということから若い時に解放されて生きている方がいらっしゃったら、学ばせていただきたいです。特におふくろ弁当さんで働かれている方にお話しを聞きたいです。(70代女性、及部たか子)

温かい雰囲気の中で過ごせて、とても心地よかったです。次回、自分の中でどんな事が起こるのか楽しみです。(40代女性、N.N.)

ガイアエデュケーション2018第2回レポート(2018/5/18-20)

<テーマ>「何でも聴き合えるお互いから生まれる世界とは」
世界観:自然とかかわりなおす。伝統とかかわる。社会参画型の精神性
社 会:一人一人を尊重したコミュニティづくり コミュニケーション
新しいリーダーシップと意思決定
経 済:地域経済 調和した暮らし方 ギフトエコノミーとコミュニティ
環 境:自然の復元 都市の再生


●印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

どんなに真剣な願いや思いに溢れ、豊かな才覚を用いて価値の創造しようとしても、「○○であるべき」や「○○をしなければならない」というマインドセットがある限り、自他が分離している世界の再構築でしかない事を改めて考える機会となりました。
多様性を構成し、持続化する要素は何でも話し合える間柄であり、そこから生み出される心の栄養と充足感が私から私達へと架橋し、連帯していくメカニズムの要になることを実感しました。(40代男性、無記名)

”聴き合う“、初めちょっと首をかしげるテーマと感じたが、やりはじめて、どんどんと深く自分自身を観ることとなる。”聴き合う“を大切に行ってゆくと、お互いの中のエネルギーが交流し合い、そして、又、新たな創造や発見が生まれることも体感した。頭(思考)を越えたところの素晴らしい体験でもあった。”聴き合える“ことにより、お互いが本当の自分を語り、自由に表現する時、そこにはすべての存在にとって居心地の良い空間(波)が広がってゆく、まさに”ガイアが喜ぶ“生き方が、これなのかもしれないと強く感じた。”何でも聴き合える“機会を自分の家族や周囲にも広げてゆきたいと願う。(60代女性、M.K.)

私の中の、目に見えない世界で出来た塊が、消えたような感じがしました。進んでいきたい道にドシンとあって、私は動けなくなっていた。一人でも何とかできると思うけど、今の私やったらまだその塊は消えんかった。皆が聴いてくれて、何かパワーをくれたのを感じた。人が集まると大きなパワーになるし、目に見えない世界の何かに影響を与えられるのだなと。聴くことってすごいなと改めて思った。(20代女性、N.K.)

・池への散歩で体の感じ方が変わった。体が軽く透き通り、自分と外との境界があいまいになった。歩きながら家族と話したいけど話せていない状況について考えた。恐れ、不安から話せていないことがあるが、本当のところはどうか、本当に話せないのかどうかを考えたら、話せるのではないかと思えた。少しずつやってみようと思う。
・聴き合うことは相手に向き合い、また自分に向き合い深く理解しようとする行為、姿勢であり、やってみるとエネルギーがわき、血が通う感じがして、気付いて無かった自分に気付き、相互に引き出されて、相乗で想像的、創造的になっていくものがあり、とてもパワーのあるものと分かった。(40代男性、M.Y.)

ここでの学びが、これからの生き方の深い深い核になっていく事を実感しました。一貫して聴き合う探究が、すべてに繋がって未来を開く力になっていくのですね。探究するぞ~~~!!(70代女性、及部たか子)

「聴く」ことの力、すごさを感じました。答えやアドバイスではなく、ただ気持ちに寄り添い、聴いてもらえることでひとりでは辿り着けてなかった場所に、怖くなく無理もせず、自然に辿り着ける。聴いてくれる人は何か話すわけではなくても、一緒にいてくれると思いました。暗い洞窟の中を一人で歩くのは怖いのに、手をつないで2人で歩くとわくわくする冒険に変わる。そこには相手への信頼や安心感があるからなんですね。(40代女性、S.T.)

八木さんや高崎さんが楽しみながら活動されている様子が印象的でした。コミュニティハブやJOYの仕組みなど、まだきちんと理解は出来ていませんが、みんなで話しをしている中で今の形になっているということや、違うと思った時にやめたり、変えていくことができる柔軟性を新鮮に感じました。
ひろさんの講座の中でテレビから知らず知らずのうちに自己否定のイメージを受け取り、自分には力がないと思い込まされていると知り、本当はどうなのか見つめ直してみたいと思いました。話し合うことは難しいという思い込みがありましたが、なるべく過去の記憶にとらわれず、今、目の前にいる人が語っていることに意識を向けていきたいと思います。(40代女性、N.N.)

・聴き合うことで生まれるエネルギー、エネルギー循環、癒し 気付き 蘇生 聴く力のすごさ。場の力。人間の本当の可能性が引き出される
・消費経済のシステムに自分が組み込まれていることをハッキリ、ジャッジなく知って、そこから始まるchange of the world!
・所有のない経済システム。命に必要なものが確保されている安心感。本当の自分の声を知り、伝え、コントロールがないコミュニティ。
・里山プロジェクトがこんな形で負荷をかけずに実現。
・ずっと実験中。いつも完成形でなく答えのない探究。(40代女性、Y.M.)

印象に残ったこと:決められたことをするばかりではなく「やらない」という選択肢もある→ 自分をもっと聴き、そこから柔軟な態度や行動をとっていきたい。
理解が深まったこと:これまでも飛行機の発明のように、まずはイメージを持つことは分かってはいたが、ヒロさんのお話しから(心の通ったお話)から、「できる物語」をイメージすることがやはりずっと大切だと感じた。
自分の中で起きた変化:3日間の中で居心地の悪い時があり、内観すると過去のトラウマが思い起こされた。いったんは納得したがどうもスッキリしなかったため、さらに感じてみると、居心地の悪さは周りに自分を合わせるべきという自己否定からきていたものだが、そのまんまで(つまり合わせる必要がない)いいんだ、そういられる場だからこそ素晴らしい場なのだということが出て来て腑に落ちた感じ。お陰様で今はすっきりしています。(40代男性、T.Y.)

印象に残ったこと:宇佐見さんのグローバル経済と新しい世界観
今までのグローバル経済へのマイナスの捉え方のあきらめ感から、「できる」という“物語の力”をイメージすることの大切さ、必ず出来るんだという勇気と希望が持てた。
・グローバル経済に嫌悪感を抱きつつも、後押しをしている消費者になっていることから目をそらしているという、チグハグな自分
自分の中で起きた変化:手放すと解放される感覚(40代女性、A.Y.)

理解が深まったこと:やる気、情熱や賢さがあっても、うまくいかない。
何でも聴き合えるお互い…本当に安心して過ごせる環境…心と言葉と行動が本心に沿って一致するお互い…
これを根基として共感しあえる人々の集まりが作る社会がまずあって、そこから発生する想像が、創造になっていく。この順番の方がどうも上手くいくようだという事が、更に腹に落ちた。
印象に残ったことは、今回もアズワンにおられる人の姿、生き様。(50代女性、M.Y.)

気が付いたこと:
・話し合いとは、何かを決めなければならないと思ってしまいがち
・資本主義は個人主義を認めて、つながりを分断させ、個人主義を押し付けている
理解が深まったこと:
・表面では人と接するのが怖くても、心の奥底(本心)では繋がりたいと思っている。
・衝突を回避しようとして言いたいことを我慢しても、分かり合う事は出来ない。
・JOYは過程であって、目的ではない。
・聴き合える世界とは、絶対信頼があって成り立つもの。
・そこにいるだけでいい。
自分の中で起きた変化など:
・今まで「こういう感じの社会がいい」という方向性は定まっていたが、具体的なやりたいことは見つけられないでいた。今回、コミュニティハブの話や熊倉さんの講座を聞いているうちに、やりたいことが少しわかってきた感じがある。(出来るか出来ないかは別として)(20代女性、川添詩歩)

「聴くということ」「聴き合うということ」「話し合う」とはどういうことか?
短いけれど、深い問いかけを通して、自分の中に眠っているもの、そして、他の人の中に有るものを聴くことで、お互いに影響されて、響き合い、自分一人では、なかなか気付けないことで、場の持つ力の大きさを改めて体感しました。そして、これから、一人一人を深く知り、つながり合う事で生まれる世界をとても楽しみに感じています。
(40代女性、K.K.)

聴き合える関係性
ギフトエコロジー→ギフトエコノミーをコミュニティに取り入れる感じが少しつかめたこと。
誰もが運営せねばではなく、でも運営している主体的参画型コミュニティ
人が里山に入ると、ワクワクした気持ちになるということ
コミュニティ(社会)における安心できるハブの必要性
世界に起こっていることを自分に痛みがあっても、そこを乗り越えながら伝えること
“ソウルオブマネー”
新しいエコノミーとのイメージがつかめた(50代女性、なかたにみさこ.)


●疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいことなど

なんで、良い社会になることを私は望んでるのかなと思った。(20代女性、N.K.)

人を聴くとはどういう事か、もっと理解していきたいです。自分自身を含めて(40代女性、N.N.)

ただ聴くことを、私は面倒だと思っていたので、その価値を知った今、どこまでフラットに周囲の人に対して出来るだろうと、今は興味深いです。試してみます。(40代女性、S.T.)

もう少し、一歩踏み出せるようなきっかけとなる自分の本心を、もっと理解していきたいです。(20代女性、川添詩歩)

責めや恐怖のないコミュニケーション。比較、ジャッジのないメカニズム(40代女性、Y.M.)

フィクションがどういったものか。それによるいいこと、良くないことの理解、それを他人に説明できること
セブンジェネレーションetc. 宇佐見さんのおすすめの内容を調べる(40代男性、M.Y.)

自分の持ち味、可能性を更に発見していきたい。また、すでに感じている持ち味も深めていきたい。さらにメンバーとのつながりも深めていきた。(40代男性、T.Y.)

自分を含めて人と人がバラバラだと思う。根本的な問題の本質を捉えたい。(40代女性、A.Y.)

自分の中に起きた変化→「聴く」ことの深さに対する認識
人を聴く、を深める。
日々、心と言葉と行動が一致すると意識して自分を聴く。(50代女性、M.Y.)

人との関わりと共に、自然界(動物や植物)との関わり方も具体的に学んでゆきたいと願う。(60代女性、M.K.)

コミュニティハブやJOY、そして説明して下さった八木さんの在り方や存在がとても興味深かったです。どのようにして、この形が生まれたのか、そこに至るまでにはいろんな段階があったことと思いますが、これからアズワンセミナーも体験させていただいて、理解をより深めていきたいと思います。(40代女性、K.K.)


●その他なんでも(気になったことなど・・)

涙あり、笑いあり、深く自分を探求していく場と仲間に感謝です。(40代女性、Y.M.)

宇佐見さんの講座で見た内容、社会の物の流れ、どのようになりたっているか普段意識していない、または、知らないことを明らかにしているのは、自分がやってみたいことだったので、とても良かった。身近なものを題材にやってみたい。出来れば子供と。そしてシェアしたい。(40代男性、M.Y.)

三日間お世話様でした。お話しくださった講師の皆様をはじめ美味しい食事とともに歓迎くださる、公ちゃん、佳子さんにもどうぞ宜しくお伝えくださいませ。ありがとうございます。(40代男性、T.Y.)

美化や、それぞれの係などでのチームワーク、気の合わせ方が上手くいってスムーズに進み気持ちがいい。
(40代女性、A.Y.)

今まで、今ある問題を良くするために、色んな人達が、色んな場所で活動をしていたことに、意識が向いてなかったと気付いた。どれだけ「人間が地球を苦しめている」という思いに意識が向いて、実際に気付かなかったのだろうと、自分を冷静に見られている。「人間が地球を苦しめている」という思いに、まださよならは出来ないけど、自分の状態に気づいただけでも次に進める。(20代女性、N.K.)

他の皆さんとの繋がりの中で、その一人一人を感じながら大事に思えています。それぞれが幸せで生きられますように!共に学ぶ事ができますように!
講師の先生方が尊敬できる方ばかりで、本当にありがたいです。又、スタッフの方達も見守りながら、導いてくださってこの講座に参加できている事を感謝致します。高崎さん、鈴木さん、八木さん、船田さん、先に歩いている方に敬意を表します。ずーっとつき合って下さったタカさん先生、暖かいオーラで包んで下さる小野先生、忙しい中大急ぎで話をして下さったヒロ先生、八木先生、高崎先生、ありがとうございました。
(70代女性、及部たか子)

アズワンでは素晴らしい発見や実験と称しての試みが数多くある。ゴミやリサイクルに関しても、お話を伺いたいです。(60代女性、M.K.)

まだ少しためらいのある自分がいた気がします。より自分に正直に次回は在りたいと。
“人を聴く”はまだモヤモヤしていますが、聴きたくなったら聴くことから始めて体感してみます。
聴き合うとは、最高のエクスタシーかもしれない、興味津々です。(50代女性、なかたにみさこ)

ガイアエデュケーション2018第3回レポート(2018/6/15-17)

<テーマ>自分と繋がりなおす 人と繋がりなおす 自然と繋がりなおす
環 境:グリーンビルディング 水やエネルギーの循環 パーマカルチャーデザイン
世界観:自然と繋がりなおす
社 会:聴き合うお互いから生まれる世界とは~ 自分、地域、地球の健康
経 済:適正な暮らし


 

●印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

臼井さんご夫妻が自然と共に暮らしている様子がとても素敵でした。
足るを知ること、つい“もっともっと“と欲がわいてきますが、満ち足りた生活を送ることができるのかなと思います。
何か発言する時に“いいことを言わなくっちゃ”という気持ちがあって、頭で考えて発言すると“それが本当に言いたかったことなのかな”ということが今までよくありました。しかし、そんなことをしなくてもいいというか、その時浮かんでいることをそのまま表現していい安心感が、回を重ねるごとに増えているように思います。(40代女性、N.N.)

パーマカルチャーデザインやグリーンビルディングという言葉は時々見たり聞いたりしていて、はじめて具現化されたものを見る事ができました。
水、エネルギー、有機物が絶えず循環する中で、地球・自然の惜しみない優しさ、豊かさの中で生きる暮らしに心が動きました。野草をとり、安心できる調味料でみんなで作った食事は、本当に美味しかったです。
自分につながり、本心とつながっている自分は自然につながっているんだろうと、どこかで信じることができました。
まだ、整理はついていませんが、少しづつ消化していきたいです。(40代女性、S.T.)

・欠けていることがパーフェクトで全体を創る。
・緑とつながったパーマカルチャー的な暮らしを取り戻したい
・宇宙、自然との循環の中で生きる安心感。喜び。豊かさ。
・ひとつのモノにあるつながり、モノがここに在るには、つながりの中でしか存在できない。
・自分がここにあるご縁とお陰様と無限のつながり。すでにつながっていた。孤独とか、つながっていない不安はナンセンスだった。すでにつながりの中で存在していた安心感。にも関わらず、浮いて来る「人が怖い」、小さな言動の中にも自分を守るエネルギーを隠してた恐怖や、それを隠し持っているみじめさというか、モワモワした感じを出してみた。ごまかせない。安心して出せる空間がここにある。
・場づくりをしていく者だから、ここに集まったという事を自覚して参加していく
・+-両方あってトルネード
・ロハスの暮らしの実践(40代女性、Y.M.)

・シャンティクティの周りの畑も自然も虫も豊かで、種カフェや分かち合いマルシェなど周りの人と一緒にやることも豊かだと思った。
・探究のテーマがあること、みんなの意見にふれ、気づき(分からないことを認識することを含め)が、うまれることが良かった。
・普段と違うことをすることで、生まれることがあり、シャンティクティの畑を散歩することでふと今の自分の状況とがリンクして自分の気持ちが出て来た。(40代男性、M.Y.)

都会の便利?な暮らし方にズブズブだったので、自然の暮らし方にどこかでしんどいとか抵抗感があり、ノリノリではあったけれど、パーマカルチャーと実践されている暮らしは身軽で生きている事の一部なんだと実感。“頭で考えずに、ポーと浮かんだ事”と言うなげかけで、発していくと自分でも思いもみないようなことが出てくる感覚は本心なのか?(40代女性、A.Y.)

・印象に残ったこと:本心でつながりなおすに対して、メンバーの個々の感じ方が、それぞれ多様である事を改めて認識した。時間の経過(3回目)という軸で、相互に影響しながら変化していく(波及していく)、状態を感じた。
・理解が深まったこと:社会を持続可能な社会に変化させていくお互いになるには、やはりこういったワークや研修が必要
・自分の中で起きた変化:身近な人々とのつながり直しを実践する。(50代女性、吉田美津子)

シャンティクテでのガイアエデュケーションは特別な時間だったように感じます。パーマカルチャーをベースにした生き方、暮らし方を実践されている方々の中で、具体的な生活や暮らしの知恵、それがどういう風に周囲と繋がっているのか?いくのか?・・・・改めて知ることができ、又、同じ学びの仲間と共にこの空間と時間を過ごせたことも、とても深い繋がり、きずな(縁)を感じることもありました。ひとりひとり、個性的、まったく違う感性、それでも互いに響き合う、美しきハーモニーだとも感じた。いにしえの記憶も垣間見えた。自分にも人にも、そして自然にも繋がりなおそうと心から思う。(60代女性、M.K.)

自分の中で起きた変化など
・今まで自己防衛の盾を持って人と関わることが多かったと自覚できた。
理解が深まったこと
・完成だとつまらない(未完成の完成)
・本音と本心は違う
・無理して繋がろうとしなくてもいい
・全ては宇宙で繋がっている
・それぞれ繋がりやすいものが違う(人、山、海、植物、動物)
繋がりやすいものが人ではなくても、本来は全て繋がっているので、山と繋がることは人と繋がることでもある。(ような気がする…)(20代女性、S.K.)

パーマカルチャーというコミュニティの中での自然と繋がる生活を体験する中でのワークや探究する中で、普段の暮らしの中ではあまり意識することがなかった、自分の身近にたくさんすでに存在している繋がりと広がりに改めて気づかされました。身近にある豊かな自然を生かしていけるような経験や知識もこれから身につけたいです。生活の中でも野草や植物、そして自分自身や人との繋がりをより深めていきたいと思います。(40代女性、K..K.)

・パーマカルチャーの理念と面白さ
・統合の世界
・欠けているから関わる
・循環から生まれる持続可能な社会
・自分の暮らしをミクロに見ると出来ることや変化が見いだせる
・自分、人、自然と関わる
・関わっても関わらなくてもよい自由度を持てる
・常に変化しているということ
・自分と関わり続ける(50代女性、なかたにみさこ)

印象に残ったこと:
今回の開催地である長野県安曇野の名を耳にした時、今から思えば何となく意識していたこともありますが、実は自分にとってとても思い出深い土地なんです。随分昔に駅に張り出されていた観光ポスターの写真に強烈に惹きつけられ、思わず駆けつけ会いに行った“大カエデの木”がある場所。安曇野へ向かう道中、このことがふと頭に浮かび会場の住所をスマホに入れて検索すると、なんとそこからそのまま数キロ山道を登ったところに大カエデのマークがありました。驚きでした。このことは自分にとって3つの意義があります。
1つは、心の繋がりを感じる大カエデの木との再会が出来た喜び。もう1つは、最近あのカエデの木に会いたいなぁ~と何となく思っていたところの実現だったこと。そして3つめは、これまでは独りか友人と2人での大カエデ訪問でしたが、今回はより多くの仲間と一緒に大カエデの素晴らしさを分かち合えたことです。
まさに、6月度のテーマである「繋がり」を体験したのだと思います。
これから理解したいこと:
これまでの3度の受講で「繋がり」を随分体験してきましたが、その中で、いかに自分がリラックスしてたり、しかし一方でいかに感情をもつ人間らしさをもめいっぱい表現できるかということを深めていきたいです。(40代男性、T.Y.)

 


●疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいこと
より自然に負荷のかからない暮らし方(今の生活の中で実践できること)についてもっと知りたいです。(40代女性、N.N.)

人数が多い、狭い空間に息苦しさを感じたり、トイレにいるハエに少しストレスを感じたり、日常の生活との違いになじめないこともありました。やはり、都会化された生活は心地いいのか、慣れていないだけなのか、もう少しゆっくりとみていきたいです。(40代女性、S.T.)

自分の本心、またそれにつながること、人とつながること。自然とつながることってどういうことか分からない。エネルギーを少し貯めてから取組みたい。(40代男性、M.Y.)

残り3回の中での自分を含め、メンバーの人たちの変化がどうなっていくかの楽しみと、みっちーや弘子さんがその中で関わっていかれるのを見て感じ取れる機会があることが楽しみ(50代女性、吉田美津子)

自分の興味のある野菜やスパイスのこと、食のこと、畑のやり方、パーマカルチャーの手法をできれば、又、色々と学びたいです。エコビレッジ創造に向けて、具体的に必要もプロセスや、学んでおく必要のあることがらと、さらに身につけていければ幸いです。(60代女性、M.K.)

・アーバンパーマカルチャーそしてそのベースになるパーマカルチャーの思想
・アーユルヴェーダ(50代女性、なかたにみさこ)

これから理解していきたいこと:野草の食や生活の取り入れ方(40代女性、A.Y.)

本心(らしきもの)が見えてきても、それが本当に本心なのか?と思うので、もう少し深めていきたい(20代女性、S.K.)

自分のことを探究していくと、身体も心もどこからどこまでが自分なのか、自分ではないのか、境界というものは本当に曖昧なものになるかもしれないなぁと思いました。(40代女性、K.K.)

 


●その他なんでも(気になったことなど・・)
探究の時間や交流会で話したり、聴いたりすることで、お互いへの理解が深まっていく過程がとても心地よかったです。(40代女性、N.N.)

・コンポストトイレとちょっとしたものへの太陽光発電、ソーラーフードドライヤーや太陽エネルギーを使うものを取り入れたい。
・みんなのいうことを疑っているのだろうか、自分は。(40代男性、M.Y.)

持続可能な生活スタイルをデザインして、どんどん実行に移していきたいと想いが更に強くなった。
ありがとうございました。(50代女性、吉田美津子)

シャンティクティの臼井ご夫婦、YouTubeでしか拝見していませんでしたが、実際は軽やかでユニークでとても楽しかった。大変なご苦労が沢山あるのに、それが表に現れず、たんたんと地球が喜ぶ生活、生き方をされていることに頭が下がります。(それを望む)一人でも多くの人達が自然と共に自然の中で豊かに暮らしていけるよう~に。自分自身も改めて、自然との共生を見つめなおしてゆきたいと思います。(60代女性、M.K.)

都会でのエネルギーの使い方は、パーマカルチャーの倫理の循環、地球への配慮、人への配慮、資源の共有とは真逆の方向に向かっている。良い方法は何だろう?(40代女性、A.Y.)

鳥の声と景色が気持ち良かった。振り返りを書いている時に、畑で臼井さん夫婦が木の手入れをしているのが目に入って、とても和んだ。(20代女性、S.K.)

ガイアエデュケーション2018第4回レポート(2018/7/14-16)

<テーマ>人のための会社、人のための組織、人のための社会とは
世界観:個人の健康=社会の健康=地球の健康
経 済:人を大事にする経済
社 会:個人の自立と、リーダーの要らない新しい組織運営。
環 境:地場産の食べ物と栄養素の循環。アーバン・パーマカルチャー


●印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

事例トークのおふくろさん弁当で働いている人の話で、お弁当を作る準備、段取りが頭の中にあって、それに自分も人も合わせよう、沿わせようとして、人そのものを見ていなかったという話と、仕事をするため、してもらうための話し合いと、会社の中のその人ではなく、その人そのものがらしく生きるための話し合いという対比が印象的だった。
人に向かって働くことで会社の雰囲気は良いだろうし、直接接するお客さんや家族へ気持ち良さが伝わり、コミュニティが豊かになっていくのだろうと想像した。散歩で見た用水池で起こった水面での波紋が広がる様子がそれと重なった。共感コミュニケーションの公開講座で自分には2人の自分、外側を向いている社会性の自分と内側にある本来の自分がいて、相手にもいる。(図がわかりやすかった)本来の自分同士でやり取りできたら豊かなものとなるので、そうしていけるようになりたい。(40代男性、M.Y.)

人それぞれの内面の観察による本心の探究(本当の願いや目的)がその人らしさにつながるプロセスであり、そこで見えてきたものが本当のエネルギーになることを学びました。同時にその探究は他者と共に行うことで新たな深まりを得たり、他者との紐帯を形成したりしながら、豊かなコミュニケーションを生み出し、人とのつながりからも本当のエネルギーをもらえることを学びました。
一人一人の本心からの願いを応援する組織であれば、「人のための組織」が実現すると同時に、結果的に「組織のための人」にもなっていく(組織に大事にされた人は、大事にしてくれた組織を大事に思う)、すなわち、個人の自律性を保障していくことが組織の目的達成にもリンクしていく道筋を感じました。=「人」と「組織」の同格と一体化の実現。(40代男性、無記名)

今回もそれぞれの形で素晴らしい取り組みをされている講師の先生方のお話を通して、人のためとはどういうことかについて3日間探究しました。共感というのは、相手の気持ちや必要としているニーズに目を向ける、関心を向けるということで、必ずしも同意はできなくても良いこと。人を知って、人らしく生きるためには人にとっても自然な生き方を尊重するということ。たとえ自分がやると言ったことであったとしても、固定化されたルールにしばられるのではなく、たえず変化する今に応じて、やりたい人が、やりたい時に、やりたいことをする。それで「ありのまま」を活かし合いながら無理なくお互いに持続できる暮らしや仕事、生活を創ることができればそこから生まれる未来はとても楽しみなものになると感じました。(40代女性、K.K)

ウェル洋光台やおふくろさん弁当の話をきいて、規則や一般的な常識で縛るのではなく、相手を信頼することでその人は力を発揮できるのではないかと思いました。問題を解決しようとすることだけに固執せず、そこにある問題をそのまま抱えていけるような寛容さが人にも社会にもあるといいなと感じました。
回を重ねていくごとに、素の自分を出していけている感覚があり、今は少し解放感を感じています。そして、素の自分を出せた分だけ受け入れられている感じがして、少し不思議な気分です。今まで日常生活の中で自分を出すのを抑えていたんだなと思いました。これからどんな自分に出会えるのか楽しみです。(40代女性、N.N.)

・アーバンパーマカルチャーの面白さ
・物事を解決しないこと。“あること”を観る
‣感情は自然の現象なので、ノーコントロール。感情のみが自分のニーズを教えてくれる。もっと感情に謙虚になる!!
・共感とは相手の感情とニーズに目を向けること。
・カッとなったら6秒息を吐いて自分にスペースを創る。(50代女性、なかたにみさこ)

印象に残ったこと:ウェル洋光台戸谷さん、シェアハウス
“物事を解決しないから問題ない”“ ”みんなで困る“ ”なるべく広がる為、同じカテゴリーでない人が集まる方がいい“ 出て来た問題について良くない事として捉え、解決しなければならない、治めたい、それが良い事として捉えていた。
その人本体でなく、外側の部分(自分で捉えたもの)にイライラしたり、怯えていた。(40代女性、A.Y.)

ウェル洋光台のアーバンパーマカルチャーの話が印象に強いです。同じ志を持った人たちが集まったわけでなく、むしろ多様な人々がいること。「問題があること」は当たり前で、問題ではないこと。ルールのない集団生活。多様な人々が集団を作ることの良さ、今まで存在すると思えなかった世界があることに新鮮な喜びを感じました。
大企業の中でも、その世界観を使っておられることも驚きました。探究の時間に初めて出て来た「人のための会社、社会」=「ねばならないがない社会、数字にとらわれない」という考え方は大きく外れていないなと今も思っています。そして、今、夢の話でなく、実現もあり得る話だという感覚が、私の中になんとなく生まれてきていることが、嬉しいです。こういう人たちがいること、見て、感じることは大きな希望です。(40代女性、S.T.)

・組織の中でもそのままを聴き合う、伝え合う、受け取り合う、そこからしか、人のためは起こらない。先に形があるのでなく、答えがあるのでなく、自分の中を知っていくことで自ずと動きが起こり、成っていく。
・自分らしさ、これまでのプロセス、感情、全てにOK。
・不完全にOKを出す力
・今のそのままに寄り添う。なんとかしようは今ここと繋がっていない。
・信頼があれば待てる。発酵。
・場の力。場を創る人の力のすごさ。
・そのままで良かった。そのままを表現する美しさ、尊さ。(40代女性、Y.M.)

・今回は自分の思い込みのここではこれは言っては駄目なんじゃないか?っていう殻を一つとった。自分が出したいと思った気持ちとかを押さえ込んだり、そもそも自分の心の声を聞かなかったりということをしてきて、それが自分自身にとってとても苦しかったということに気がついた。もっと声を聞いてよ!って、自分が言っていた。気付けて良かった。
・色々な情報が溢れている中で、自分が目指す所と今の自分の気持ちとどちらを選べばいいのかわからなくなってた所だったから、今回の探究は軌道修正できたなと思った。(20代女性、N.K.)

自分の中で起きた変化、今までの物ではない、新しい創造をしていく、又はそれを達成させていく為のプロセスを再確認できて、腑に落ちたように思う。現状の社会を見ると、いきどおりを感じる中で、変えたいと思う感情が沸いてきて、まず、自分が一つの変化になる…と思い、…では具体的に変化になるために、今の自分に必要な物とは、と探していたように思う。具体的な方法とか、どうしたらなれるか…という思考回路もあったのが、どうしたら…ではなく、自分の中で何が起こっているのか、変化を観察する。自分の本心とつながりなおしていく過程がまずはベースになる事。さらに、その過程は、多様な人との関わりの中であれば、加速し合うし、深まりもいろいろな角度から探究できあうし、出てきた現象を楽しめる。そして、他の人がどう思うかはわからないし、そこに計れる物もないし、まして、推し量る必要も感じないが、少なくとも自分は安心して本心のまま、喜んで、楽しんで、愛の心で目の前のこと、やれることをやり続ける…で、その先はわからない(けれど、こうなればよいなぁ~という感情はある)たぶん、その延長線上に新しい展開が見えてくるだろうから、その時は、その変化に対応する…ということかなと理解。(50代女性、吉田美津子)

すべてのテーマで気付きがありました。特にアーバンパーマカルチャーを実践されている戸谷さん、ほんとに驚きでした。“問題を解決しない”と言うあり方、“困ったね~”“”エ…そんな…・“と、でも、彼から感じるものは、とても居心地の良さ「コミュニティのあり方で、そういうことなのかなぁ~」と、見学は無理といういこと残念ですが、その空気感は味わってみたいと思いました。又、水城さんのコミュニケーションワーク、音楽、朗読、そして終了後のQ&A、多くのコミュニケーションでのヒントをいただきました。パートナーとの関係性の中で、「何か起こった時に、その問題やネガティブな事情ばかりにフォーカスするのではなく、それ以外のところでどれだけ多くのサポートや愛をもらっているのか、そこに目を向けてみたら…」「あ~そうだった」と改めて気付かせて頂きました。そして去年、自分の人生の中で、フタを閉めて見捨てていたこと、過去の出来事を、いろいろ思い出す機会与えて下さったガイアの仲間達ひとりひとりに心から感謝を伝えたいです。存在そのものが大いなる貢献だと感じました。有り難かったです!!感謝(60代女性、M.K.)

共有して生きることの深さ、ニーズの浅さ深さ、自分に問いかける本質、丁寧にすればするほど、どう生きれるんだろうと愉しみです。人はどんなに愉しく生きていける存在になるのだろう。私も私らしくきっと、目指していけるんだとワクワクしています。
生きる基本の衣食住の分野でも展開していきたいです。今まで培ってきた衣と食について、廻りの人に伝えていきます。約束したけど、ノーといえる自分を目指して、自分が自分の主人公であることを目指して、“愉しいよ”と答えながら歩きます。(70代女性、及部たか子)

 


●疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいこと

これから理解していきたいこと:自分の探究→実践→探究…を通して、起こってくる変化を楽しみたい。
(50代女性、吉田美津子)

身体の不調をやりくりしながら3日間ご指導くださってありがとうございました。自分の中に目指す社会、目指す自分を明確にイメージ、映像化していきたいです。この技法を教えていただきたいです。(70代女性、及部たか子)

今までとは異なる、全く責めも、義務も、責任も、強制もない、新しい形の組織とは、一体どのようなものになるのか。おふくろさん弁当のお話やキンダーハウスのお話もお聴きして、これから自分の周りでもできることから実感(実践)しながら、探究してみたいと思います。(40代女性、K.K)

最後の振り返りの時に、熟成していくのを見守っていけたらいいのかなということを言いましたが、言った後で、どういう立ち位置で見守っていくのかという疑問がわいてきました。
共感的コミュニケーションについてもっと学びたいです。(40代女性、N.N.)

人間関係の中で自分の中にある恐怖心が今回も出てきたので、ありがたく、もう少し眺めていきたいです。変化、変容を安心して出せる場だと思えたから出てきたと思います。皆にも表面化してきたように思います。解決がゴールでなく、こういう場所があること、ある意味ゴールなのかもしれません。(40代女性、S.T.)

その時、その時の相手のことを知りたいなと思う気持ちが前より少し増しました。今は。(20代女性、N.K.)

新しい世界に向けて、新たな会社、社会の方向性をより具体的に皆で探究してゆきたいと願います。
(60代女性、M.K.)

新しい組織とその運営(50代女性、なかたにみさこ)

・自分の固定されている感覚(とらわれているもの)を検べてみる。
・変化することを楽しむ。(40代女性、A.Y.)

 


●その他なんでも(気になったことなど・・)

今回で4回目の合宿。今回も3日間のなかに、ギュッと凝縮されていて、とても密度の濃い時間を過ごすことができました。自分の今の状態、周りで起きる出来事に対して自分の中で何が起こっているか、自分を知る、自分に気付くことで人のためとはどういうことなのかということにも繋がっていけるように感じました。また深めていきたいと思います。(40代女性、K.K)

T子さんが人が話している途中で発言することが、話している人を遮って思考を邪魔したり、そのまま出て来ないのではないかと思った時が何回かあった。そういう場面でない時のT子さんの発言は他の人同様、探究が深まることはあるので、話をしてもらいたいが、途中の発言をひかえてもらいたい。同じケースを目にした時、このことを伝えようと思っていたら、それ以降そういう場面がなかった。次回以降、伝えたいと思う。マイクをうばわず、トーキングスティックがあることとして進めたい。
散歩でみた、池の水面での波紋は自分と他者、社会の広がり、水面のきらめき、豊かさ、キラキラしているものに見えて、人が主体となる社会が広がっていったらいいなと思った。また、自分と家族への影響も見えないけど、あるだろう、自分は生きていると思えた。(40代男性、M.Y.)

感じていることを確認しあって、感情を丁寧に扱うのは大切ですね。(50代女性、なかたにみさこ)

・自分の表現はマイナス感情が潜んでいるような気がする。
・ありのまま(自分らしさ)が出せるのか。(40代女性、A.Y.)

これから家族がつながっていけるかな~と思います。余市のエコビレッジに孫(小6女子)を連れて参加する気持ちもあるのですが、そしたら5回目の藤野と重なってしまいます。どうしようと思っています。それと、8月8,9,10日と千葉の成功した友人が岡山から私達を招いてくれて参加しますので、帰って次の日、北海道出発でやれるかなぁと思っています。取り留めのない事を述べましたが、なるようになるでしょう!!
同期生と共に3日間を共有できるとは、皆の幸せを祈ります。(70代女性、及部たか子)

自分も含めて体調が悪かったり、悪くなったりした方もおられましたが、皆最後まで参加出来たこと、嬉しく思います。特に弘子さん、最後まで一緒にいて下さって本当にありがとうございました。肉体よりの気力の方が上まっている感は、アッパレでした(すみません、変な言い方で…)みっち~がとても笑顔になっていて、それもなんだか嬉しかったです。おのっち~のパワ~、ブラジルからの想い(重い)ギフト、時差ボケを越えてのサポート本当にありがとうございます!(60代女性、M.K.)

ガイアエデュケーション2018第5回レポート(2018/8/17-19

<テーマ>誰もが本心で生きられる社会とは?
世界観:社会参画型の精神性
経 済:地域通貨とその課題
社 会:主体的なネットワークづくり
環 境:水とエネルギーの自給


●印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

トランジションタウンの話は希望を感じた。既にある色々な地域のリソースを見つけて、やりたい人が結びつき、楽しく活動しているし、また多くのワーキンググループが立ち上がっている藤野はすごいなぁと思った。やったことで自分たちでもどうにかできるという感覚を得ることは、生き生きできる元となるだろう。「市民一人ひとりの創造力こそ、最も使われていない再生可能なエネルギー」という考えも良かった。これからそのエネルギーをみんなで使っていきたい。地域通貨の取り組みも可能性を感じ、自分が直接関わらない助け合いの出来事から生まれるありがとうにたびたび触れることで、幸せ、嬉しさを感じるだろう。「くらして」のやっていることは興味深く、ものづくりに興味があるので、自分の手で衣服を作れたら嬉しいだろうなぁ。近くにそうした活動をしている人がいるので徐々にそういったものに触れてみたい。
一方で、トランジションタウンの「やりたい人が、やりたいことを、やりたいだけやる」とは、日常の実際の場面でどれだけうまくできるのか、とも思った。また安心できる場、安心して話せる場とは、どんなものかという疑問が出た。意見が対立しているように見えるところで自分はどんなことができるだろうか。自分と違う意見があったときにどう受け止められるだろうか。(40代男性、M.Y.)

地域通貨よろづ屋のメーリングリストの仕組みにとても感銘を受けました。「Give and Take」のやり取りではなく、「Give me, Give you」の理念で実際の事柄だけではなく、「助けて欲しい気持ち」と「助けたい気持ち」を交換しているところに、温かなメンバー同士の関係性を感じることができました。また、人それぞれの「得意なこと」と「一人では解決できない弱点や弱さ」を結びつけている部分にも共感しました。今の社会では「強いこと」や「一人でなんでもできる能力」が高く評価されていますが、「弱さの情報公開」を共有し合うことで、自分と他者がつながっていけることを実証された取り組みでもあって、大変勉強になりました。
検討している場面でお互いの本心を出し合うことで、誤解がなくなり相互理解が深まった時と逆に、軋轢が生じた時があった。その軋轢を忌み嫌うだけで終わるのではなく、「人を知っていく」出来事へと転換していくプロセス、すなわち「又、一緒にやっていくための学び」へと昇華できるか否かが、「多様性のあるコミュニティ」が実現できるかの分岐点になることを体感することができました。(40代男性、無記名)

今回は地域通貨も取り入れたトランジションタウン藤野さんの活動をご紹介いただきました。地元の方の他にも、いろんな地域から移住して来られる方も多い藤野での取り組み。地域にもともとある資源をどのようにうまく活かしていくか、。地域通貨というのはもう一つのお金というよりも人と人が繋がり合って、持っている力を活かし合うためのコミュニケーションツールの一つになっているのだなぁというのが印象的でした。
人が集まる時、そこではいろんなことが起こり得ますが、その出来事を通して、より深いコミュニケーションがとれるようになったり、気付きを得たり、新たなつながりが生まれる可能性も感じさせられました。
基本的に、「やりたい人がやりたいことを、やりたい時にやりたいだけやる」からこそ、持続可能な形になりうるのだと思いました。そこには、今までの意識とは違った状態になっている人と人とのつながりがあるように思われました。その意識がどのようなものなのか、どのようにそうなっていくのか、これからも理解を深めていきたいです。(40代女性、K.K)

トランジションタウンの目的としているところは、理解できますが、それぞれの場所でいろんなことをされていて、実態がわかりにくいところがありました。その中で地域通貨のお話は具体的でわかりやすく人と人をつなぐツールとしてとても有効であると感じました。“創造力こそ最も使われていない再生可能なエネルギー”という言葉に可能性と希望を感じました。自分の課題がまた浮かび上がってきて、やはりそこに向き合うことなく前に進むことはできないと再確認しました。新しい場づくりをやってみたいねという話が出て、今すごく希望を感じています。その思いを大切にしたいし、そうすることで自分との向きあい方も変わっていくような気がしています。(40代女性、N.N.)

・人の可能性が最大限に引き出される社会とは、その人が主体性を持って自分にはどうにも出来ないという認知から自分にもどうにか出来るという認知に意識がトランジションした社会ということ。そのトランジションしていくプロセスの中で人がエンパワーされ、依存から自立へと変わり、地域の底力が発揮される。市民一人一人の創造力から、そのことが生み出される。私のキーワードである『人が元気なまち』とつながり、全てがつながった感のある学びだった。
・現実ととらえていることも、全て自分が解釈して創り出している
・「やりたい人がやりたいことをやりたい時にやりたいだけやる」ことから生まれる、はちゃめちゃな調和。(50代女性、なかたにみさこ)

人それぞれの感覚が違うとは頭ではわかっていながらも、自分基準を人にあてはめて判断している根強さに度々きづかされる。人に圧力をかけたり窮屈感で人を動かそうとしたりだった。人との違いを明確にしているだけだった。人の外側の部分だけにフォーカスせずにその根底にあるものをゆるい目で見たり、感じていきたい。
人に認めて欲しい、気づいて欲しい、(という思い)がある。何がしたいのか?何が好きなのか?外に外に大きなものを探しているんじゃないのか?遠くばかりを見て近くに目を向けていたかな?(40代女性、A.Y.)

地域通貨というものに興味津津だったけど、結局は、円と同じになるんじゃないかと思っていた。その中で「残高がマイナスになるほど人の『できること』を見つけられる人も、そして「全員足すとプラス・マイナス0になるということ」「一般に興味を持ちやすいお金という入口から人と人をつなくネットワークができるという仕組み」に対して、温かさと可能性を感じることができた。今回、アズワンセミナーと続けて受けた中で、アズワンの考え方、メソッドに対して大きな可能性を感じた。(40代女性、S.T.)

・トランジションタウンや地域通貨を使ってやろうとしている目的「つながり」
・自分の人生のプロセス(痛み)が、人や地球を思いやる、愛に変わる
・本心を出し合ったプロセスでの不協和音にOK。そこから始まる大調和や理解のプロセス。自分はその時、本当はどうしたいのか?本心はどうなのか?自分に問うきっかけとなった。
・プロセスの中で自分が今の自分のままでいる、自分への信頼感、安心感を育ててゆく
・自分の中から起こるパターンや感情、モヤモヤにOK
・プロセスの中のどんな自分も出せる安心の場(40代女性、Y.M.)

・英さんがしているトランジションタウンの活動がすごく楽しそうに感じた。活動について話しているときのすごく楽しそうな笑顔が印象に残っている。活動内容もいいけど、人に惹きつけられるってのもあるなぁと思う。
・地域の人たちが新しいことを始めたり、作ったりするのはワクワクしそうだなと思った。作る過程が面白かったり、作って終わりじゃなくて、どんどん進化していくのを大切にしているのは、実際に見たわけじゃなくて、口で教えてもらっただけだけど、とても勇気をもらえた気がする。
・意見を本当は言いたいはずなのに、言わないで選んだり、参加者の人たちともっと交流したいのに交流しなかったり、3日間全て興味がある内容のはずなのに、学ぼう!っていう気持ちがあまり出なかったり。本心はなんじゃと何回も思った。でもたいがいそういう時は同じことをグルグルと考えるだけで終わる。人間というものは奥が深いなぁ。素直になりたい。(20代女性、N.K.)

先月、ガイアエデュケーションからの流れで日数を追うと8月5日に京都(の講演会)に参加し、アズワンセミナーを受け、この研修に参加し、体験(五感を通して得た)体感した中で、自分はもっとさらに深めたい、身に付けたい、(しいては悟り)たいというような気持ち。実際はどうかな・・・と思い巡らせ、考えていく、誰か(自分以外の)の言葉を聞いたり、行動を見た時に出る自分の感情や気持ち、考えをもっと見ていく、又、人の心(感情や気持ち、考え)をフィクションとして見ていく。それを深めたり、身に付けたりしたいなぁ…という思いと、今、自分がやりたい事を本心を見ながら、はっきりと実際にしていきたいし、やれるよなぁという思いがさらに増してきている。アズワンのメソッドを体感したり、知識として得たことをやっていくことで、それを実行していくことで、変化していく社会は、本当に誰もが安心して本心で生きられる社会になっていく予感がします。(60代女性、M.Y.)

過去何回かトランジションの説明や会に参加したことはあるが、今回初めて、広く理解することができました。“人の可能性を最大限に引き出される社会”に向けて様々な角度からそれぞれがアプローチする、出来る。そして新しい社会へと“移行”してゆく。まさに今の時代のタイミングだと感じる。このままの方向では、誰もが行き詰まると感じている。でも、それをどうすればいいのか? 具体的にどうやって行動してゆけばいいのか…?多くの知恵、気づきを与えてもらったような気がする。“一番使っていないエネルギーは?”“、”人間の創造力“、あらためて、そうだ、その通りだと納得。皆の創造力を結集すれば、きっと軌道修正が出来る、間に合うと思う。皆が一緒に創造力を出し合える場をもっともっとふやしてゆけばと願う。(60代女性、M.K.)

ガイアエデュケーション2018第6回レポート(2018/9/14-17)

<テーマ>誰もが本心で生きられる社会をつくる 私の一歩
世界観:意識の変革 社会参画型の精神性
社 会:本心でつながるネットワーク 新しい時代の福祉や介護


●全6回を通して心に残った学び

▶求めているものを知るきっかけとなった(20代女性、N.K.)

生まれてからいつの間にか、”地球を傷付ける人間が嫌い”という気持ちが自分の中にできていた。それだけじゃなくて”人と関わることは怖いこと”、”上っ面な人間関係しかないのかもしれない”という考えも、自分の深い所に入りこんでいた。
プログラムを受けていくなかで、”人間同士でも心が通い合うようなあたたかい関係性を築けるんだ”、”自分は本当は人と関わっていきたいんだ”と知ることができた。
人間に対しての敵対心、嫌悪感などの感情が、少しずつほぐれていったのを感じた。同時に目の前にいる人、一人一人に意識が向くようになった。これは自分にとってとても大きなことだと思う。
ガイアエデュケーションは自分が求めているものを知るきっかけをくれた、そんな場だったと感じる。
これから社会と関わりながら生きる時に、自分は本当はどういう風に人と関わりたいのかを知っていきたいと思う。

▶探究と観察からうまれた豊かな相互作用(40代男性、無記名)

自分の過去と対話しながら、未来に向けた、今ここだけの他者との学び。一人の内側から発せられる真実の言葉に、私自身のパラダイムが変化し、同時にまた新たな他者の言葉がその触発によって生み出されていく。
探究や観察を通じて、参加者の中で繰り返される豊かな相互作用によって、自己理解と他者理解が深まり、チームとして一体感が育まれていく。ガイアでの学びは、自分の本心を探究していく学びであるとともに、人を知り、人とともに生きていく生命の一体感を味わう、貴重な学びであった。生命が一つながりであることの豊かさを、今後ももっともっと知りながら深めてきたい。

▶サイエンズメソッドとの出会い。(60代女性、M.Y.)

一回目~疑心暗鬼で安心できる数値は30%位
全ての様子を見て、言葉の理解が浅い所でしか出来ない
今までの知識・常識と照らし合わせて判断評価している自分
2回目~内容への認識が少しずつ進んで、心に入ってきた感じ
3回目~自分と人とつながるし、自然とつながるのテーマで始まっていく中で、これまでの人生の中で、やる気や情熱、賢さがあっても上手くいかない。次の世代にもつながっていかなかったこと。まして地域や実際の(家族を含め)生活へ落とし込めず広がらないことが大きな気づき。アズワン鈴鹿コミュニティがなぜ成り立っているのか、このあたりでサイエンズメソッドに対して確信と可能性を感じるようになっていた。
4回目から最後まで、自分の中の決めつけ、考えグセ、知識、常識に気付くことができるようになり、少しずつでもこれから本心で生きられる自分になりたいと強く希求している自分がいた・・・

▶「人を聴く」ということ、「自分を聴く」ということ (40代女性、K.K)

ありのままを聴き合うことの力、安心して自分らしくある時間と空間を持てるということの持つ力の大きさを体感する6ヶ月間でした。
社会とは、まずは自分がどのように在るかということ。あらためて、人の持つ力、人と人との繋がりの中から生まれる力の大きさと可能性を感じることのできた素晴らしい機会を、本当にありがとうございました。
さらに、アズワン鈴鹿コミュニティ、シャンティクティ、トランジションタウン藤野という素晴らしい実践の場、それぞれに活気的に、そして先進的な取り組みをされている講師の先生方、本当に細部に渡って心を配っていただいた、弘子さん、ミッチー、ふみみん、はじめスタッフの皆様、そして、この第2期で出会ったかけがえのないメンバーの方たちとの時間全てに感謝しています。本当に素晴らしい思い出いっぱいの時間をありがとうございました。そして今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

▶ありのままの私、一緒に探究できる仲間と場との出会い(40代女性、N.N.)

・フィクションに囚われている現状の社会。資本主義の都合のいいように思わされている私たち。
⇒本当はどうか、ゼロから問いながら見直し、気づくことで世界観が変わる
・やりたい時にやりたい人がやりたいだけやる⇒トランジションタウン
・何かを決めるために話し合うのではなく、話し合う中から出てくるものを大切にする
ありのままの自分を出せたこと。その時に受け入れられていると感じることができたことが、私にとってとても大切な経験になりました。
すべてのことは常に変化していて、確かなものは何もないけど、一緒に探究できる人がいて、場があることが希望だということが、今の私の中では確かなことだと感じています。
半年間ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

▶探究を通してそのままの自分にOKを出せたこと(40代女性、A.Y.)

・探究の時間とその後のみんなとの対話、でも正解を出さないことで、繋がりの中にみえてくるものが沢山あった。
・最後の発表のあと、今のそのままの自分にOKが出せたことで、もう内側と戦わなくてもいいんだというホッとした気持ちと、誰かのために動けるんだという軽やかさが嬉しい。
・みんなが愛しい。ありがとう。

▶私はだれかであり、誰かは私であると実感できたこと(40代女性、S.T.)

自分の中のなかなか消えることのなかった重い物がいつのまにか消え、誰かに起こる癒やしや変化が皆で共有され、そこにいる人数分の経験を分け合える。短い時間で得られたものは驚くほど多かった。
誰かに起こることが自分のことだと感じた瞬間が何度かあり、私は誰かであり、誰かは私である。個というもののない感覚を垣間見た気がした。
「理」——固定しているものは何もない、単独で存在しているものは何もない—-という言葉が心に残っている。そして、1人で決めなくてもいい。勝手に決まるもの。むしろ、決めることで固定してしまい、行き詰まる。いつも忘れたくない大事なことだと思う。
これからの自分を思ったとき、不安や恐怖は「決めなくては」という思い込みによるものが大きいのかもしれない。
大切にしたい気持ちをそのままに、心や身体の力を抜いて、変化を楽しみ、わいてくるもの、自然と出てくるものにゆだねてみたい。
ガイアエデュケーションを受ける前に感じていた無力感や絶望感は、今の私にあるのかないのか分からない。希望と、ゆったりとした気持ちがある。それが何より、この半年の中で得られた宝物だと思う。
この機会を得ることを助けてくれた全ての人、存在に心から感謝します。
私を含め、すべての人が幸福でありますように。たくさんの喜びがガイア(地球)と共にありますように。

▶“自分と繋がりなおす、人と繋がりなおす、自然と繋がりなおす” (60代女性、M.K.)

このテーマでの探究はとても深く、大きな気づきとなった。
自分はいつも自由で、言いたいことやりたいことは何でもやってきたし、様々なこだわりも、浄化してきたつもりだった。心の修行も、長きに渡ってやってきた。でもなぜかいつも、人との関わりの中で、フト、つまった感じや、自分への反応を感じたりして、本心、本音で語ると人はひいていってしまうものだと感じることが多かった。
最終回の合宿の最中、自分の深い無意識の中にある“囚われ”に気づいた。まったく自分自身では気づかなかったし、むしろ、それをある意味でよりどころにしていた。大切な亡き親友からのメッセージとして・・・。愛情の情の部分に対するこだわり、情はエゴだから手放さないといけない。すぐ情で動いてしまう自分をいつも、叱咤していた。そして又、同時に情で行動する人に対してもジャッジしている自分がいた。仲間とのシェアの中に “私、情は大切にしている” “情も愛も両方OKなんじゃない” その言葉に、自分自身の深いところから、急激に上がってくる感情を抑えきれなくなり、号泣してしまった。そして、私の中からその囚われが解放されていた。自分とつながりなおすことが出来たと感じた。情の部分をどうすることも出来てない自分を、そのまま受け止めた。そして、他の人とも気づくとつながりなおすことが出来たように感じ、どんな状況でも、どんな対応でもOKを素直に出せるようになった。
ガイアエデュケーションの最初が、ずっと蚊に喰われる事が多かった。同じ部屋に泊まっても、私だけが沢山刺された。痒いのがとても苦手な私はイライラしていた。そして、なんで私ばかりが刺されるのか・・・もちろん体質やいろいろな原因はわかる。でもなぜ・・・? そして最終回の朝の散歩でもどる道路で蚊が襲ってきて、10ヶ所くらい噛まれ、戻ってスタッフに薬を探してもらい、“なんでなんだ~”と、そしてガイアのある人から“蚊に献血したんだ”と言われ、唖然。そして、トホホホと思いつつ部屋に戻ると、同室の仲間が、蚊は一年しか生きなくて、メスの蚊は出産する前に人間の血が必要で吸うのよ~と、驚いたと同時に “あ~本当に私の血で出産の準備をしたんだ”と思うと、急に蚊が愛おしくなり、涙が流れた。私が嫌っていた蚊も、この地球にしっかり生きて、頑張って子育てしているんだと~~、本当に実感した。
最後の日、仲間と共に、近くの池に出かけた。亀が二匹、鳥が二羽、鯉がバタバタと泳ぎ、黄金色の太陽が輝いて、皆~で、このガイアで生きている。皆、家族なんだ~と、心から思えた。
帰ろうと歩き出すと、十数羽の鳥たちが集団で飛んだ。
始めに弘子さんの言われたメッセージ、“渡り鳥のように・・・”
この言葉が涙と共に浮かんできた。
ありがとう、すべての命にありがとう。I love Gaia. I love all.

▶自分の本心に気付きました(20代女性、K.N)

人間不信・子供時代のいじめによる同年代(20代)に対する恐怖心が少し和らぎました。
様々な考え方を知り、視野が広がったように思います。
自分の本心のままに選択できていなかったことに気付き、これからは本心を見て見ぬふりはしないようにしたいと思います。

▶内面の発酵をうながすこと(70代女性、及部たか子)

たくさんの事を勉強させていただきました。丁寧に考えデザインして下さったプログラムを最初から最後までして下さいました。それは、一人一人の生きた人としての関わりだったと思います。紹介して下さった本からも世界が広がりました。仲間の方のおすすめでも読む本が広がり、その事は嬉しい事でした。
私は鈴鹿が好きです。そこには支えて下さるたくさんの温かい心が根底にあるからだと思います。どんな素晴らしい実践も、心の無いところにはそれが現れ、気持ち悪かったり悲しい思いがわいたりしますが、鈴鹿にはそのようなところがありませんでした。
これから帰って、酵母菌やよい微生物がゆっくり発酵するのと同じように、自分の中の発酵を促していきます。
ミッチー、弘子さん、文美さん、タカさん、小森さん、そして愛しい2期生の方たちが表現して下さった事を発酵の餌とします。私は本当によい70代を迎えているんだと、しみじみ実感しています。心が無理をせず、豊かです。ありがとうございました。