Gaia Education 2020-6月

4月から始まったガイアエデュケーションはコロナの影響で4月5月はオンラインでの開催となっていましたが、緊急事態宣言が全国的に解除された中で、初めて集まることができました。
参加前2週間にわたって、ひとりひとりが健康チェックに協力してもらっていたり、会場のアズワン鈴鹿コミュニティで会場を広く使わせてもらったり、それぞれのやろうとする意志と行動が合わさって、実現できましたーー

<テーマ>
本心: 自分につながりなおす、人につながりなおす、自然につながり直す

コミュニティの人たちの姿や言動から、参加者のみんなの心も反応して、
「自分の心に素直に、無理しないで本心で生きられると、リラックスして自分らしく生きられる、その姿がすごくいい。シンプルに、心が通って、コミュニティ以外の人たちとも、本当にやりたいことが実現する感じ」

「自分が本心で生きることが、そのままコミュニティになっていく、ということを感じて、これからもっとそのあたりを知りたくなった」

「みんなで3日間のうちに、またまたすごく変化しているのを感じている。人の可能性はすごいものがあるのかと来月がまた楽しみになった。」

「本心で生きる大事さを感じると同時に、自分たちの生きている社会が、どれだけ本心で生きにくいのか、ということに気づいた。
そのことに向き合って、これからどう自分が生きていくか、考えたくなった」

という感想が続き、これまでの2か月間で深めてきた中身が、現実味を帯びたようです。
豊かでおいしい毎回の食事やデザート、コミュニティの人たちに誰も立派な姿の人がいない中にも気持ちの良い空間が保たれている不思議さ、そして、参加者それぞれお互いの個性に触れながら、自分の生き方に向き合い始めている様子が伝わってきました。

 

 

Gaia Education 2020 がスタートしました!

Gaia Education Certified Design for Sustainability hosted by GEN-Japan

持続可能な社会=歩いて行きかえるところから
=地域循環共生圏=山・里・川・海 互いに満たしあうネットワークの広がりへ

片山弘子 GEN-Japan代表理事

私たち人類の生きる基盤について、その存続が瀬戸際まで追い込まれているということに、多くの人が気付き始めてきましたが、同時に、コロナウイルスの感染拡大が一気に広まったこの数か月の間に、国境を越えた協力関係が人類として自分たちの生きる道であることに気づき始めた人も多いのではないでしょうか。そしてそれをどのようにして実現していくのか、私たちの世代に問いかけられています。
これからどんな社会を目指して生きるのか、そこに向けてどこから手を付けていけばいいのか、私たち市民に何ができるのでしょうか。コロナウイルスは、人が幸せになるための経済や社会を、地域に暮らすお互いの手によって、足元に取り戻していく方向性を示してくれたともいえます。
私たちは持続可能な社会像を、まずしっかり知っていくことが大事ではないでしょうか。
そのベースは、まず市民の参加型のマネージメントであるということです。真の持続可能性は強制力では実現できません。大都会であっても農村部であっても、人々が歩いたり自転車で行きかえる、互いに顔の見える範囲を一つのユニットとして、そこにいきるお互いが、それぞれを尊重し、できることを持ち寄って織りなす地域づくりのプロセスがベースではないでしょうか。そのユニットが網の目のようにネットワークして補完し合う、そんな社会像はどうでしょう。
住民参加型のデザインの上に、持続可能性の必要条件として、世界観、社会システム、経済、環境という4領域と各5項目(下図参照4Dマンダラ図)が総合的に、地域やメンバーの持ち味に応じて多彩に展開されていく、常にそのプロセスにある社会ともいえるでしょう。

市民からの動きだけでなく、2015年から2030年を目標とした国連の「持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定など世界的な潮流の中で、国策として自立分散型の社会づくりを掲げる国も見られるようになってきました。日本でも2018年に閣議決定された環境省第5次環境基本計画の地域循環共生圏の構想があります。それは農山漁村も都市も生かし合う、地域の活力の最大発揮を狙ったものです。
そうした地域の活力を住民参加で生み出せるには、地球にいかに生きるかという自覚に立った長期的視野とコミュニケーション力を備える学びが必要でしょう。

GEN-Japanガイアエデュケーションでは、最重要課題は「何でも話し合えるベースづくり=持続可能な人間関係づくり」を6ヶ月間にわたって知り、体得します。
日本を代表する実践現場3会場で、コミュニティづくりの経験や、トランジション活動、パーマカルチャー、自然農、NVCなどを経験。さらに行動の裏付けを形成する価値観・世界観を、現代日本を代表する講師陣の人間味あふれる姿から直接学びとる機会も用意しています。
それぞれの地域に個性豊かなコミュニティを実現できる、人材育成プログラムです。

ガイアエデュケーションは、エコビレッジデザインエデュケーション(EDE)として1998年からスタートし、現在まで5大陸で、先進国、途上国をふくめて45カ国約100会場で開催され、世界各地で多くの人材を輩出しながら、持続可能な社会づくりの推進と、それに必要なカリキュラムを作り上げてきました。
NPO法人GEN-Japanグローバル・エコビレッジ・ネットワーク-Japanは、世界各地での実践から練られた国際統一ガイドラインに忠実に沿いつつ、新しい社会を志す人のために、現在の日本に適したカリキュラムを用意し、2017年度からユネスコのグローバルアクション正式認証プログラムとしてスタートしてきました。今年で4期目を迎え、21人の参加者とともに、一人一人を尊重するコミュニティとはどのようなものか、探究しながら社会像を描き始めています。

2020年4月24日(金)には、GEN-代表のKosha Anja Joubertをオンラインで迎え、辻信一さん、小野雅司さんとのコラボで記念シンポジウムを開催し、日本国内のみならず、スコットランド、イタリア、アメリカ、フィリピン、韓国から、500人近いみなさんが参加してオープニングが盛り上がりました。
シンポジウムのまとめやYoutube配信など、一人でも多くの方に、この内容をお知らせしていきたく準備をしております。ご関心のある方は、どうぞご遠慮なく連絡をしていただきたいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2020年4月27日

ガイアエデュケーションで何を学ぶのか

私たちの足元に、私たちの暮らしやすい『つながり』を取り戻し

一人一人その人らしく生きられる

持続可能な新しいコミュニティを一緒に創っていきましょう!

「牢獄からの解放」~アイシュタイン150の言葉~

同じマインドセットは、問題は解決できない、
なぜならそのマインドセットが問題を生み出しているからだ。
The problem can not be solved with the same mind set that creat them.

人間とは、わたしたちが宇宙と呼ぶ全体の一部であり、時間と空間に限定された一部である。私たちは。自分自身を、思考を、そして感情を、他と切り離されたものとして体験する。意識についてのある種の錯覚である。

この錯覚は一種の牢獄で、個人的な欲望や最も近くにいる人々への愛情にわたしたちを縛り付けるのだ。

わたしたちの務めは、この牢獄から自らを解放することだ。それには、共感の輪を、すべての生き物と自然全体の美しさに広げなければならない。実質的に新しい思考の形を身につけなければ、人類は生き延びることができないだろう。

Human beings are part of the whole----We experience ourselves, our thoughts and feelings, as something separated from the rest----a kind of optical delusion of our consciousness. This delusion is a kind of prison for us, restricting us to our personal desires and to affection for a few persons nearest us. Our task must be to free ourselves from this prison by widening our circle of compassion to embrace all living creatures, and the whole of nature in its beauty.  Albert Einstein(アルバート・アインシュタイン)ディスカヴァー・トゥエンティワン/1997-03-31/

 


Dear Gaia Education friends

ガイアエデュケーションの学術ディレクター、ジョバンニ・チャ―ロさんから、世界のガイアエデュケーション関係者、卒業生に向けてのメッセージ。

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みんな僕のことをドリーマーだというかもしれない。しかし僕は一人じゃないよ。いつかみんなが僕らの仲間になる、そして、世界は一つになる~ジョンレノン「イマジン」~

「ガイアエデュケーションのみんなへ」

去年、私は光栄にも、日本の鈴鹿にあるアズワンコミュニティを訪れる機会があった。都市に拠点を置いた彼らの仕事については多くのことに胸を打たれたが、中でも、彼らが、「サイエンズ+0フィロソフィ」にもとづいてユニークな学校をつくっているのが印象深かった。かいつまんで言うと、その学校ではこんな質問が,ひたむきに探究されている。ことに「この地球上で人間であることは何を意味しているのか。」そして、「私たちは何のためにここいるのか」

私は自分自身の存在を問う疑問とともに一人取り残された。特に人口の増大、種の大量絶滅、気候変動、社会の不平等、そして至るところが汚染されているという脅威にいまや日常的に向き合っているというような…

そして第二次世界大戦中にウインストン・チャーチルが述べた言葉が思い出された。「この恐ろしいバランスシートが投げ出され、われわれの危険性を迷いから覚めた目で検討するなかで、注意深く集中し努力することがどれだけ必要かがわかるが、しかし、それはパニックになるためでも、絶望するためでもない。」それは全く真実だったし、そして今もそうだ。
ガイアエデュケーションの4つのディメンションによる総合的なカリキュラムは、私たちが知るような終末だという常識的な見方とは逆の方向に、強く推進してこうとしている。そう、現状は私たちを足止めさせ、脅威であるように見えるし、なおのこと状況が悪くなっていくようにもみえるのだが、しかし、同時にブレークする力も見ることが出来るのだ。環境的な回復が始まり、いたるところで空前の力を結集し始めている。特に、日本の鈴鹿に見られるような街の中で。

今世紀の終わりまでには人類の90%が都市部にすむよう計画されていることを考えてみよう。
この変革は、挑戦的な新たな世界観を意味している。つまり、都市化は、環境的な進捗の最大の推進力となるとみなされる。人口当たりのエネルギー消費を抑え、出生率を下げ、置き去りにされた田舎の古い集落を野生にもう一度もどしていく。
アズワンコミュニティの問題提起にもう一度戻ろう。
「この地球上で人間であることはどんな意味があるか」
ガイアエデュケーションのオンライン世界観コースに参加して、私たちと地球との関係を、より実りのある修復可能な暮らし方に向けて、どう変えるか、コミュニティの仲間とともに探究しよう。
Flying together,
一緒に飛んでいこう 

本文はこちら

 

GaiaEducation2019が終了しました!
2019年か4月から始まったガイアエデュケーションもこの9月でめでたく終了しました。全国から持続可能な社会をホンキに願って集まった仲間が、この半年間を一緒に学び合い、誰もが本心で生きられる社会に向かって、一歩を踏み出しました。

                

Flying together!